指揮者柴田真郁先生

2017.03.26

指揮者柴田真郁先生

柴田真郁 (指揮)Maiku SHIBATA,

1978年東京生まれ。国立音楽大学声楽科を卒業後、合唱指揮やアシスタント指揮者として藤原歌劇団、東京室内歌劇場等で研鑽を積む。

2003年に渡欧、ドイツ各地の劇場、オーケストラで研鑽を積みながら、04年にウィーン国立音楽大学マスターコースでディプロムを取得。プラハ室内管弦楽団、ベルリン室内管弦楽団等に客演する。2005年、バルセロナのリセウ大歌劇場のアシスタント指揮者オーディションに合格し、ヴァイグル、ロス=マルバ、パルンボ、ヴィセント氏等のアシスタントとして、様々な演出家や歌手と上演に携わった。

帰国後は主にオペラ指揮者として活動し、2009年、池辺晋一郎作曲オペラ「死神」で日本オペラ協会デビュー。2010年に五島記念文化財団オペラ新人賞を受賞し、研修生として再度渡欧し、イタリアの劇場を中心に研鑽を積んだ。2013年、ヴェルディ作曲オペラ「仮面舞踏会」で藤原歌劇団本公演デビュー。2015年、石井歓作曲「袈裟と盛遠」、2016年プッチーニ作曲「トスカ」に客演を重ね好演を果たす。その他、名古屋音楽大学、関西歌劇団、堺シティオペラ(大阪文化祭賞奨励賞受賞)等にて指揮。

近年では管弦楽にも力を入れており、これまでに、日本フィル、東京フィル、神奈川フィル、東京ニューシティー管、日本センチュリー響、大阪響等と共演。

指揮を十束尚宏、星出豊、ティロ・レーマン、サルバドール・マス・コンデに師事。2010年五島記念文化財団オペラ新人賞(指揮)受賞。