FM Haro!「浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!」 次回の放送

2020.02.23

FM Haro!「浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!」 次回の放送

毎週お届けしている浜響のラジオ番組「浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!」
浜響の演奏と共に個性豊かな浜響団員が、オーケストラの名曲をお届けします!

第48回は「東欧旅行の思い出 week4」
今月は「東欧旅行の思い出」と題して、東ヨーロッパで生まれた名曲を、団員が実際に旅行した時の情景と一緒にご紹介します。

4週目にご紹介するのはドヴォルザーク作曲の交響曲第8番より、第4楽章です。
ドヴォルザークは「新世界より」などで有名なチェコを代表する作曲家。
今回出演する団員は、その名を冠したルドルフィヌム ドヴォルザークホールにてチェコフィルの演奏を聴いて来ました。
「箱の中全員が音楽の中にいるような」と言われるそのホールで団員が感じた、チェコの方と音楽との繋がりを語ります。

放送はFM Haro! 76.1MHz、および公式Webサイト(⇒こちら)より、視聴可能です。

【浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!】
放送時間:毎週金曜日 14:15〜14:30
メインパーソナリティ:FM Haro ! 野相 悠 (のあい はるか) さん
提供:浜名梱包輸送(株)

♪第48回「東欧旅行の思い出 week4」
2月28日(金) 14:15〜14:30
出演:田邑 利香 (浜松交響楽団 ヴァイオリン奏者)
放送曲:交響曲第8番より、第4楽章 / ドヴォルザーク

2020.02.20

見どころ・聴きどころ盛りだくさん – プロコの「ロミオとジュリエット」

本日の練習は、井﨑先生のご指導による、コルンゴルドVn協とプロコのロミジュリ

わたくしの乗り番のほうの、プロコのロミジュリについて・・・・
実は、今の楽器を演奏し始めて1年ほどしかたっていない状態で参加した吹奏楽コンクールで演奏した曲ということもあって、昔から思い入れのある曲の1つ。
某CMでも有名な曲とかのイメージもあり、弦楽器が活躍しそうなイメージですが(もちろんその通りですが)、管楽器・打楽器も大活躍。

コントラファゴット・コールアングレ・コルネットだけでなく、ピアノ・ハープ・チェレスタ、そしてオケではめずらしいサックスまで。
それら、いろんな楽器それぞれに、聴きどころも満載。
ヴィオラ・ ダモーレ(今回はヴィオラ)という珍しいソロもありつつの、チューバ・バストロなどの低音楽器まで聴き所満載。

オーケストレーションもお見事で、一つのフレーズをいろいろな楽器が引き継ぎ演奏して音色の変化を加えたり、奏法取り混ぜながら、楽器学的に定められた音域をフルに使って書いてあったりします。(ついつい、休み小節を数えている合間に、スコアにくぎ付けになってしまうことも。)

わたくしも、多少のソロをうけもたせていただいているのですが、そういった難しさもあり、普段の練習とはいえ、ドキドキしながら吹いていたりもします。。。
吹奏楽の世界でも、有名な このプロコのロミジュリ。弦楽器も管楽器も打楽器も見どころ・聴きどころたくさん。
ぜひ、生のオケで堪能してみてください!

※スコア ご興味のある方は、こちらもご参考に・・・(移調楽器もすべてin Cで書いてあるのが珍しい!)

(※以下のサイトを展開するためには幾つかの設定手続きが必要になります)
https://imslp.org/wiki/Romeo_and_Juliet_(1st_suite)%2C_Op.64bis_(Prokofiev%2C_Sergey)
https://imslp.org/wiki/Romeo_and_Juliet_(2nd_suite)%2C_Op.64ter_(Prokofiev%2C_Sergey)
https://imslp.org/wiki/Romeo_and_Juliet_(3rd_suite)%2C_Op.101_(Prokofiev%2C_Sergey)

(N.F)

2020.02.19

ロミオとジュリエットのCMといえば?

練習後の井﨑先生との懇親会。
この日の先生の移動距離は福井→東京→浜松だとか。
あれ?浜松一回通過して、再度、浜松に来た?
指揮者は体力勝負とはいえ、本当にお忙しい中ありがとうございます。

さて、ロミオとジュリエットといえば、
私たちは、白い犬のコマーシャルを思い出します。ワン。

しかし、井﨑先生いわく、
やっぱシャネルのCMだよねー!エゴイスト!と。
ん?ええ!?シャネルってテレビCMなんてあるの?ここら辺は放送ないよね?
と田舎者の私たちが騒然としていたら、動画を見せてくれましたー。
↓↓

エゴイストはガクトも使ってる?男性用の香水なんだそうで、、、

さらに調べてたら、CM製作のメイキング映像が。
建物はこの撮影のために作り、出てくる女性はみな美しい。。。
↓↓

以上、ちょっと息抜きな投稿でした。

2020.02.15

なんか多い…

2月12日(水)

よーし、今日は3週間ぶりの井﨑先生のプロコフィエフの合奏だ!と席に座り右を向くと…

「なんか多い…」

打楽器が沢山。流石プロコフィエフ、使う楽器が豊富だわー、とウォーミングアップをしていると、今度は前方…

「なんか多い…」

本番一ヶ月前となると特殊楽器の数々や弦楽器も本番仕様に揃ってきて、いつもより人がいっぱい。

今日は筆者がブログ当番ですから、何かネタを…と考える。これだけ管・打楽器の種類が豊富だからそれをネタに…と思ったら、、コントラファゴットもバスクラリネットもコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲に使われてる…。あ!チェレスタがある!と思ったらこれもコルンゴルトに使われている…。こんなに人も楽器も多いのに…。

と思ったら、唯一にしてよく目立ち、今回プロコフィエフだけに登場する楽器を見つけました!!じゃん!(写真参照)

テナーサックスです!
演奏してくださるのは、我らが浜響トレーナーの長瀬先生です!!今日は演奏でプロの技を見せて下さいました♪長瀬先生の実演指導を参考に私たちも艶のある演奏を目指したいと思います。

楽器の種類が豊富なだけあって、音の仕掛けが随所にあるプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」。前半で演奏するチャイコフスキーのロミジュリとも聴き比べてお楽しみください。

ちなみに、ロミオとジュリエットは色々な作曲家が題材に取り上げていますので、これまた“なんか多い…”テーマだったりします。

-S-

2020.02.15

FM Haro!「浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!」 次回の放送

毎週お届けしている浜響のラジオ番組「浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!」
浜響の演奏と共に個性豊かな浜響団員が、オーケストラの名曲をお届けします!

第47回は「東欧旅行の思い出 week3」
今月は「東欧旅行の思い出」と題して、東ヨーロッパで生まれた名曲を、団員が実際に旅行した時の情景と一緒にご紹介します。

3週目にご紹介するのはスメタナ作曲の連作交響詩「わが祖国」より、モルダウです。
モルダウと言えばプラハを流れる運河を描いたスメタナの代表作。
授業などで聴いたことがある方も多いのではないでしょうか?
「プラハは街全体が美術館のよう」と言う団員から、実際のその風景を語っていただきましょう。
この放送を聴けば、モルダウをもっと鮮明に楽しめること間違いナシです。

放送はFM Haro! 76.1MHz、および公式Webサイト(⇒こちら)より、視聴可能です。

【浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!】
放送時間:毎週金曜日 14:15〜14:30
メインパーソナリティ:FM Haro ! 野相 悠 (のあい はるか) さん
提供:浜名梱包輸送(株)

♪第47回「東欧旅行の思い出 week3」
2月21日(金) 14:15〜14:30
出演:田邑 利香 (浜松交響楽団 ヴァイオリン奏者)
放送曲:連作交響詩「わが祖国」より、モルダウ / スメタナ

2020.02.08

FM Haro!「浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!」 次回の放送

 

毎週お届けしている浜響のラジオ番組「浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!」
個性豊かな浜響団員が、オーケストラの名曲をお届けします!

第46回は「東欧旅行の思い出 week2」
今月は「東欧旅行の思い出」と題して、東ヨーロッパで生まれた名曲を、団員が実際に旅行した時の情景と一緒にご紹介します。

2週目にご紹介するのはスメタナ作曲の連作交響詩「わが祖国」より、高い城です。
スメタナはチェコのプラハで活躍した作曲家。チェコの情景を描いた我が祖国はその代表作です。
きっちりプラハも訪ねてきた団員が、スメタナが眠るヴィシェフラット墓地でのエピソードを語ります。
演奏は「炎のマエストロ」小林研一郎先生による指揮。こちらも注目です!

放送はFM Haro! 76.1MHz、および公式Webサイト(⇒こちら)より、視聴可能です。

【浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!】
放送時間:毎週金曜日 14:15〜14:30
メインパーソナリティ:FM Haro ! 野相 悠 (のあい はるか) さん
提供:浜名梱包輸送(株)

♪第46回「東欧旅行の思い出 week2」
2月14日(金) 14:15〜14:30
出演:田邑 利香 (浜松交響楽団 ヴァイオリン奏者)
放送曲:管弦楽のための協奏曲 / バルトーク

2020.02.07

いろんなロミオとジュリエット

昨日はチャイコフスキーのロミオとジュリエット、コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲の練習でした。

チャイコフスキーのロミオとジュリエットは、第2主題の愛のテーマが素敵で素敵で、一度はやってみたかった曲ですがいざやってみるとまだまだうっとり楽しむ余裕は無さそうです(汗)

今回の定期演奏会では、プロコフィエフとチャイコフスキーの2つのロミオとジュリエットをやります。
どちらもあの有名なシェイクスピアのお話を題材にしているだけあって、有名シーンはどちらの曲にも出てきます。
例えば、モンタギュー家とキャピュレット家のいさかいや闘いを表すシーン、ロミオとジュリエットの愛のシーン、仮死状態のジュリエットを見て死んだと思い違い、ロミオ自身も自殺をするシーン、ジュリエットが後を追って命を断つシーン、、、

2人の作曲家が同じシーンを異なる音楽で描いていても、しっかりそれぞれ音楽から情景がありありと頭に浮かんできます。
聴き比べるのも楽しいです。
さらにはベルリオーズやグノーも同名曲を書いていますし、バーンスタインのウェストサイドストーリーも言わずもがなですね。
いろいろ聴き比べてみるのもオススメです★

この名作をみなさまに素敵にお聞かせできるよう、練習頑張ります!

Va A

2020.02.01

FM Haro!「浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!」 次回の放送

毎週お届けしている浜響のラジオ番組「浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!」
個性豊かな浜響団員が、オーケストラの名曲をお届けします!

第45回は「東欧旅行の思い出 week1」
今月は「東欧旅行の思い出」と題して、東ヨーロッパで生まれた名曲を、団員が実際に旅行した時の情景と一緒にご紹介します。

1週目にご紹介するのはバルトーク作曲の管弦楽のための協奏曲より、第5楽章です。
バルトークはハンガリー生まれの作曲家で、東欧の民族音楽を取り込んで作曲を行いました。
放送では団員がブタベストにて、バルトークが実際に住んだ家に訪れた際のお話をご紹介。
さらに演奏はなんと、ハンガリーで活躍するマエストロの指揮でお届けいたします。
皆さんもラジオに耳を傾けながら、東欧の香りをお楽しみください。

放送はFM Haro! 76.1MHz、および公式Webサイト(⇒こちら)より、視聴可能です。

【浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!】
放送時間:毎週金曜日 14:15〜14:30
メインパーソナリティ:FM Haro ! 野相 悠 (のあい はるか) さん
提供:浜名梱包輸送(株)

♪第45回「東欧旅行の思い出 week1」
2月7日(金) 14:15〜14:30
出演:田邑 利香 (浜松交響楽団 ヴァイオリン奏者)
放送曲:管弦楽のための協奏曲 / バルトーク

2020.01.24

FM Haro!「浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!」 次回の放送

毎週お届けしている浜響のラジオ番組「浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!」
個性豊かな浜響団員が、オーケストラの名曲をお届けします!

第44回は「ロシア音楽を堪能! week5」
クラシック音楽の中心地といえばドイツやイタリアといった西ヨーロッパ……ですが、それらと並んで、何ならそれら以上にロシアの音楽が好きだ!という方も多いのではないでしょうか。
今月は5週間に渡って、そんなロシア音楽をたっぷりお届けいたします。

最後の5週目にご紹介するのはショスタコーヴィッチ作曲の祝典序曲です。
ショスタコーヴィッチはソ連スターリンの弾圧に耐えながら作曲を続けた、時代に翻弄された作曲家です。
ある時不運にも政府の逆鱗に触れてしまった彼は、その後意に反して政府を讃えるような曲しか作曲させて貰えなくなります。
しかし実はその裏で各曲にメッセージを込めていて…….といった、その悲劇と見えない反撃を語ります。
放送曲の祝典序曲は本番組のエンドロールBGMにも使っている曲。今回はついにフルバージョンをお届けします!

放送はFM Haro! 76.1MHz、および公式Webサイト(⇒こちら)より、視聴可能です。

【浜松交響楽団のラジオdeオーケストラ!】
放送時間:毎週金曜日 14:15〜14:30
メインパーソナリティ:FM Haro ! 野相 悠 (のあい はるか) さん
提供:浜名梱包輸送(株)

♪第44回「ロシア音楽を堪能! week5」
1月31日(金) 14:15〜14:30
出演:筒井 健介 (浜松交響楽団 チェロ奏者)
放送曲:祝典序曲 / ショスタコーヴィッチ

2020.01.22

1/22練習〜コンルンゴルト中心

 

Jリーグの試合はだいたい週末に開催されますが、ときどき水曜日にも開催され、そんなときには1週間に3回の試合をこなす勘定になります。なかなかきつい3連戦というような言い方もされるようです。
オーケストラの練習も1週間に3回の合奏練習があるとなかなか大変です。
本日はその3連戦の最終日(1/22)でした。

練習曲目はコルンゴルトのバイオリン協奏曲が中心でした。
浜響にとってコルンゴルトを取り上げるのは2回め。
前回のチェロ協奏曲に続き今回はバイオリン協奏曲です。
CDや楽譜の発売状況を見比べても、バイオリン協奏曲の方が有名なのだと感じます。
曲の雰囲気は、チェロ協奏曲と似た感じのところも多くあるように思います。
チェロ協奏曲が1楽章形式なのに対して、バイオリン協奏曲は3楽章形式です。
楽章区切りの違いがあれど、全体の曲構成は似ているとも感じております。
バイオリン協奏曲は第1楽章はソナタ形式を基本とするような感じ。
第2楽章は3部形式の緩徐楽章、第3楽章はロンド形式を基本とするような感じ。
と見ると、かなり普通の曲(古典的な曲という意味で)に思えます。
コルンゴルトは現在の映画音楽の基礎を築いた人、とような言われ方もされるようで、彼の曲を聞くと、何かの映画音楽に似ている、と思うことが少なくありません。

本日の井﨑先生の練習は、冒頭、この曲の練習は分析的に進めていきましょうとおっしゃい、本日の練習でかなりスッキリした部分もあったように思います。
しかし、第2楽章の3部形式の中間部、これが訳がわからない状態のまま本日の練習を終えてしまいました。
まだまだ練習期間の序盤を終えたくらいの時期なので、これから曲を覚えるほど聞いて叩き込んでいきたいと思います。

あと約2ヶ月の間で、お客様に何かを伝える演奏ができるようになるか乞うご期待、というわけで、多くの皆様のご来場をお待ち申し上げます。