2025.02.16
タプカーラ?
2/12の練習は、シンフォニア・タプカーラとドヴォルザークのチェロ協奏曲の団員練習(+α)でした。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲は、クラシック音楽を聴かれる方ですと、ご存じの方多いかと思います。
愛称「ドボコン」とも呼ばれ、ドヴォルザーク独特のボヘミアを感じさせる美しいメロディの数々。
独奏チェロをもちろんのこと、どのパートにもいわゆる“おいしい”フレーズもいっぱい。
と比較して、、、、今回のメイン曲でもある“シンフォニア・タプカーラ”・・・・。
ご存じない方も多いかもしれません。かくいう私も、今回の演奏会の選曲の議論に挙がるまで知りませんでした。
(最近は、吹奏楽コンクールにて取り上げられることもあるらしく。全国大会の名演で業界関係者には、その方面でご存じの方はいらっしゃるかも?)
作曲家は、伊福部昭氏。そう、ゴジラで有名な作曲家の書いた曲で、20世紀の中頃に書かれた曲です。
そう聞くと、とっても難解そうな曲ですが、さにあらず。
今回の演奏会のテーマ 〜魂を揺さぶる大地の調べ〜 にふさわしく、土俗的ともいえる民族色豊かな音階やリズムの曲です。
いたるところに、変拍子があったり独特な音階はあったりするものの、とても耳に残りやすい、ある意味“中毒性のある”“くせになる”曲といえるのではないかと思います。
シンフォニア・タプカーラ<Wikipedia> ⇒ こちら
と聞く側に立つと、とっても面白い曲ではあるのですが、演奏する方にたってみると。。。
やはり伊福部氏の曲なので、各パートとっても大変。(特に、金管とピッコロ? ← 音域・音量・吹く頻度 いずれもタイヘンです)
ということで、いろいろな演奏がYoutubeはじめウェブ上に挙がっていますし、音源なども多数出ていますので
浜響4月の演奏会までに、ぜひ一度聴いてみてください!
あなたも、この曲の虜(とりこ)になっているかもしれませんよ。
癖の強い曲を吹くことが多い金管奏者より。