春めく空気とともに

2017.03.05

春めく空気とともに

3月に入り、あちらこちらで次々と花が咲き、春めいた日が増えてきました。
4月9日の浜響の定期演奏会まであっという間にあと1ヶ月です。

本番指揮者による8回目の練習は、シューマンの交響曲「春」の2楽章の合奏を行いました。

シューマンはロマン派の音楽、ビブラートを多くかけて、歌うような演奏を目指します。

ディミニエンドで音を小さくしていくところは、どうしても弱い演奏になりがちですが、管楽器だけでなく、弦楽器も呼吸をし歌うことを忘れず演奏する練習をしました。
音程、リズム、音量、他のパートと合わせること、演奏は様々なことに気を使いますが、音を出す前の呼吸の仕方にも注意を払うなど叙情楽章といえども実は忙しいのです。

これからどんどん暖かくなる空気を呼吸でいっぱい取り込んで、1ヶ月後には春らしい演奏を皆様にお届けできることでしょう。

毎回練習後には、浜響の技術向上を牽引する技術委員のメンバーによる話し合いが行われています。
更なる良い演奏のために。。。