2019.02.22
ピアノの魔術師
本日(2/20)の練習はピアノコンチェルトのソロ合わせです。
代奏に来ていただきましたのは浜松市出身のピアニスト今西泰彦さんです。
2008年に共演したご縁で、昨年のラフマニノフでも代奏をお願いするなど大変お世話になっています。
そのお姿も大変スタイリッシュな今西さん。
練習会場にはピアノがセッティングされ、オケの位置もいつもより後方に下がって、練習前からいつもと違う雰囲気。
練習開始20分ほど前にご本人が来られ、さらに空気感が変わりました。
スペシャル感いっぱいの練習にワクワクしていましたが、残念なことにいざ演奏が始まると私は楽譜にかじりつき弾くのに精一杯。
でも大変勉強になったし、気づかされたこともたくさんありました。
それに生演奏を聴いてこの曲がとても好きになりました。
リスト本人の演奏は繊細ながら非常に情熱的で力強かったと評されていますがまさに曲もそんな感じです。
なにしろ打楽器感が凄く伝わってきます。
普段ピアノを打楽器だと思いながら聴くことなどないですからね。
そのエネルギッシュで強烈な打楽器的な部分とロマンティックで美しいフレーズの弦楽器的な部分がとてもいい感じにミックスされているんです。
こんな素敵な曲を楽しんで演奏できないのではもったいないので、練習頑張ります!
(N.U)