2023.02.11
ブルックナー9番 ホルンパート
2/8(水)は斎藤先生によるブルックナー交響曲第9番の合奏練習を行いました。
和音やその移り変わりについて丁寧に解説をしていただきながら1楽章から順に進んでいきましたが、意識をして演奏することでこの曲の持つ神秘的な響きに少しでも近づけたのではないかと思います。
さて、今回はブルックナー9番のホルンパートについて少し書きたいと思います。
この曲はホルンだけで8パートもあり、1stと2nd、3rdと4th・・・とセットでの動きが多くなっています。
普段の倍の人数がいるというだけでも十分インパクトがありますが、それだけでなく今回5th~8thホルンは
画像の楽器も持ち替えで担当することになっています!
初めて見るという方もいらっしゃるかと思いますが、「ワーグナーチューバ」という名前の楽器です。
作曲者R.ワーグナーが自身の作品に求める音を実現させるために考案した、ホルンとチューバのハイブリッドと言える楽器で、主にホルン奏者が担当します。
ただ、ホルンと構え方が大きく異なるということもあり、演奏は非常に難しいようです(音程や音量etc.)。
今回は3楽章でこの楽器が登場し、ホルン他と一緒に深く柔らかい音を奏でます。
目にも耳にも印象的な演奏会にするべく、残り2か月練習に励んでいきます!
演奏会では是非舞台上手中段辺りにもご注目ください♬
(Hr.O)