前半曲の練習

2024.02.01

前半曲の練習

1月31日(水)は、本番指揮者の坂入健司郎先生で、
芥川也寸志:交響管弦楽のための音楽
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
の練習でした。

交響管弦楽のための音楽は芥川先生が25才の時の作品で、若々しいパワーがみなぎっています。20代は少なめな浜響ですが、曲に圧倒されないよう張り切って演奏します。

坂入先生によると、日本人作曲家の曲でありながら、ソヴィエト的な側面や西洋の雰囲気なども取り入れられているとのことで、多様性に満ちた曲であると言えます。でもピッチは画一性を高めていきたいと思います。

1楽章から2楽章へは切れ間なく演奏されますが、シンバルの一撃が2楽章の合図です。お聴き逃しなく!

ヴァイオリン協奏曲は、ショスタコーヴィチ先生が41才くらいの時の作品です。前回のブログにもあるように、目まぐるしい2楽章の後、3楽章はお休みしているパートが多いです。ソリストの演奏がない今、他の楽器が何を演奏しているか、じっくり聴けます。

ソリストの伴奏が、クラリネット・ファゴット・テューバとかティンパニ・低弦だけなんて箇所もあってゾクゾクします!

トランペットもトロンボーンもいない上、普段出番が少なめのテューバが活躍しているのでご注目ください。

※ドラマ『さよならマエストロ』風に作曲家に「先生」つけてます。

(Va M)