刻み命

2015.11.18

刻み命

ベートーヴェンの曲は、メロディーとベースの間の内声と言われる部分が音を刻んで演奏するところが多くあり、特にセカンドヴァイオリンとビオラが担当となっています。おまんじゅうで例えると、中のあんこのようなものです。とても重要なものです。
私はセンカンドヴァイオリンですので、本日の練習曲コリオランでもたくさん刻みました。腕がクタクタになるくらい。それでもまだ足りず、指揮者から「刻みが鳴っていないとベートーヴェンではない!」と喝が飛びます。
必死で演奏をしていると、激しい刻みに心臓の鼓動が一致するように感じました。コリオランの刻みはドキドキ×100 緊迫感の連続です。

本番では私達の刻みが会場の皆さまの鼓動を揺さぶります!
(心拍数、血圧が上昇しますのでご注意ください。)

Y.H.

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