2024.11.06
お酒の神!?
前回のブログが「カルメン」の話題でした。では今回は「サムソンとデリラ」のお話を!
カルメンと同様、“何故その女性にそんなに惚れ込んでしまったんだ〜”という大きめの突っ込みが出てしまうオペラです(笑)
今回の松岡先生の合奏では、オペラの中での狂宴のシーン「バッカナール」を練習しました。
バッカナールという言葉はギリシャ神話のワインの神様“バッカス”からきています。敵の主力戦士サムソンを捕らえて、デリラ陣営が呑めや踊れやの大宴会をしている、という感じです。ただの宴会ならかわいいものですが、サムソンを縛りつけ目玉を◯◯して…グロテスクな場面みたいです。現代映像では表現できないことを芸術という分野なら堂々と表現できてしまう!!これってスゴいことですよね!!ただ、浜響団員、絶賛アラビアンな音階に苦戦しています。バッカスに愛されし団員(酒呑み)は沢山いるんですが…演奏に妖艶さが出せるように頑張ります!
今回のソリスト、十合翔子さんが歌う「サムソンとデリラ」のアリアはとても美しい曲で、今から合わせがとても楽しみです(歌の内容はサムソンを口説き落とすという、なかなか魔力のある曲です)