2023.06.23
オーケストラを目で楽しむ
本日は分奏(弦/木管/金管打楽器)。
金管・打楽器セクションでは、主にグローフェの「ミシシッピ組曲」とガーシュインの「ラプソディインブルー」を練習しました。
今回演奏するこの2人の作曲者、浅からぬ関係があります。
というか、実は「ラプソディインブルー」はピアノ譜とコンデンススコアまでがガーシュイン、オーケストレーションはグローフェが担当しており、この曲は2人の合作と言っても過言ではありません。
この曲が締め切りに追われて作曲されたというのは有名な話ですが、オーケストレーションも編成変更などにより何回も書き直されています。
演奏していると、そのことに気づかされます。
ここでやっと本題。
ラプソディインブルーの曲の中で、(ピアノではなく)オーケストラが朗々と歌い上げている場面があります。各パートの楽器が音を紡いで会場に溢れんばかりの音を創出しているのですが、その中で一瞬、バストロンボーンだけ休符となっている箇所があります。
「何でやねん!」とツッコミを入れたくなるところですが、所在なげにポツンとしているしかないのです。
さて、それはどこでしょう? 聴くだけでなく舞台を観て探してくださいね。
BTrb Sergio