2019.07.25
ソロ合わせ
7月24日は「第10回浜松国際ピアノコンクール」の優勝者、ジャン・チャクムルさんとのソロ合わせです。
練習開始の30分前には会場入りされたチャクムルさん。
写真通り笑顔が素敵で、チラシを持っての写真撮影にも快く対応してくれて、とっても気さくな方でした。にしても、背が高いです。そういえば、代奏の今西さんも背が高かったし、髪の毛もふわふわで…、似てる?
早速、練習開始です。
冒頭のf(フォルテ)の中にも澄んだ響き、リズムの切れのよさに誘われるように、オケも流れに乗っていきました。素敵な演奏にはそういう力があるんですね。
海老原先生が以前おっしゃっていた、「いちいち流れを止めない。」って、こういうことだ!って思えるくらい、チャクムルさんのピアノには、細かいところまで流れがありました。
とは言え、集中力がどこで途切れてしまったのか、「ピアノ聞いて!」と、海老原先生の渇が入ります。
危ない危ない。
結構軽快なテンポの2楽章と、しっかりと決めた感じで入った3楽章は、今までの練習とは大きく違う点です。
でも、何度かやっていくうちにちょっとつかめてきた気がします。
チャクムルさんが妥協しないでいてくれたのも非常にありがたいことです。
妥協しないと言えば、この日の後半の練習では、本番前半の曲の通しでしたが、海老原先生も妥協せず、「はい、もう一度。」という具合で練習時間も延び、盛りだくさんな時間でした。
もちろん、本番まであと数日。最後まで妥協せずに頑張ります。
皆様に素敵な音楽をお届けするために!