ピアノ協奏曲の練習 7/3

2019.07.04

ピアノ協奏曲の練習 7/3

 

本日は、海老原先生の3回目の練習で、シューマンのピアノ協奏曲でした。

本題に入る前に、、、
年をとると涙腺が緩んでくる、とはよく聞く話です。
私もその例に漏れないのですが、若いときから涙なしに見ることができないドラマが2つありました。
世間ではまずフランダースの犬が挙げられると思いますが、残念ながら私はあまり見ていなかったので、2つの内には含まれません。
1つは巨人の星の最終回。純朴な飛雄馬の姿に何故か涙が溢れてしまいます。
もう1つはウルトラセブンの最終回。「僕は地球人じゃないんだ」というあのセリフ、それに続く衝撃的な音楽。それがシューマンのピアノ協奏曲と知ったのは、ウルトラセブンの本放送の最終回を見てから5年以上は経過していたと思います。
私と近い世代の方々は、シューマンのピアノ協奏曲=ウルトラセブンの最終回という印象が拭えない方が多いと思います。

今回はそんな感慨深いピアノ協奏曲を取り上げるわけです。

しかし、海老原先生の練習はそんな感傷に浸る暇もないほど、厳しい中にもテンポの良い練習です。

今日の練習で一番印象に残ったことは、次の音のタイミングを考えるよりもその前の音をどこまで伸ばすかを考えなさい、ということです。
確かにその方が音が伸びやかになる気がします。今回はその点に十分注意して練習していきたいです。

もう1つは、付点のリズムを正しく取れないから、とりあえず後ろに寄せておけという演奏はやめてください、というものです。痛いところを突かれます。
リズム正しく演奏できる練習が必要です。

しかし、海老原先生の練習では短時間のうちにみるみるオケが揃っていきまるで、図形ソフトの整列処理行っているかのようだな、と思いながら練習に臨んでおりました。

演奏会本番まで1ヶ月を切ってしまいました。
お陰様でプレーガイドではチケット完売と伺っております。
団員分のチケットもなくなってしまい、チャクムルさんの人気の高さが伺えます。
その期待を裏切らない演奏ができるよう、頑張れねばなりません。

皆様のご来場お待ち申し上げます。

末筆ながら、直前のブログにもありましたように、先週、私達の大切な仲間を失ってしまいました。関さんのご冥福をお祈りいたします。

(ち)