2017.03.29
前半曲目の練習 3/29
今回の演奏会は、前半が標題音楽、後半が抽象音楽という構成になっているとも言えます。
前半はさらに2部に別れ、1部目はバレエの音楽2部目はオペラの音楽を取り上げます。
バレエもオペラも物語に音楽を付ける形なので、音楽にも何か意味を持っていそうです。
少なくとも、今回の前半曲目には全て題材となる物語があります。
さらに、グノーのファウストの場合、演奏会用に7曲の組曲となっていますが、それぞれに表題が付いています。
本来は、その表題から何を表現した音楽なのか吟味した上で演奏するべきなのでしょうが、なかなかイメージが音楽に結びつかない面もあります。
本日は、そんな前半曲目の練習でした。
柴田先生は本日に限らず、この曲はどんな場面の音楽だから、どのように演奏して欲しい、と常々説明してくださいます。
一方で、オーケストラの表現力はすごいな、と思うことがあります。アマチュアなので、一人ひとりが単独で演奏すると、特に弦楽器の場合は表現力を出せる人が十分多いとは言えませんが、それが複数の人が同じ表現を軽く行うだけで、増幅されるというましょうか、一人ではとてもできない表現を出すことができるようです。
つまり、皆が同じイメージを持って演奏すると、とてつもない表現を行うことも可能*かも*知れません。
正しい音程、正しいリズムの基礎技術があってこその話であることを忘れてはいけないのですが、、、
本番までに、物語を少しでも読み返し、柴田先生の説明を思い出して、イメージを持った演奏を心がけたい、とあらためて感じた次第です。
どんな演奏会になるか、皆様のご来場をお待ちしております。
ち