2016.12.01
最後の通常練習
本日は、第81回定期演奏会に向けた最後の通常練習でした。
場所もいつものあいホールと違いアクトの一室で行いました。
いつもと音響が異なるので少し戸惑うところがありましたが、よく揃ったらきれいに響きそうな感じの部屋でした。
#他意はありません。
オーケストラの特徴として大勢の奏者が同じイメージを持って演奏するということがあります。
これが実現できると、奏者には大きな喜びになりますし、お客様にも恐らく感動していただけるものと信じます。
しかし、これを実現することが難しいのは周知のことだと思います。
指揮者の役割の多くがそこにあると、私は思います。
#もちろん、奏者が頑張ってこそですが。
今回のマエストロ・井崎先生はその点をあの手この手で苦心されています。
本日印象的だったのは、幻想交響曲の第3楽章の冒頭のシーンです。
そのシーンをパントマイムのような手振りで例示されていましたが、非常にイメージの湧くご説明だと妙に感心してしまいました。
恐らくそのようなことが即興でできる資質を持った方、もしくはそのような能力を磨く努力をされた方が指揮者として活躍される1つの要素なのかな、とも思いながら拝聴しておりました。
また、本日は、第2楽章でハープのお二人を指揮者の後ろに配してハープ協奏曲のような体勢で練習しましたが、ハープの音の重要性が再確認できたと思います。
通常練習最終回としていろんな新しい経験もさせていただきましたが、あと残すところ、前日と当日の練習だけで本番を迎えることになりました。
今回は浜響としては長めの練習期間だったのですが、一定の達成感も得ることができていますが、不満なところも多いのが正直なところです。
あとは本番そのものと本番に向けた最後の詰めをどれだけできるかにかかっています。
大勢のお客様に感動を共感していただける演奏になるよう頑張りますので温かい目でご来場下さいますようお願いいたします。
ち