脂がのってます

2017.01.19

脂がのってます

40周年も終了し、41年目に入りました!
第82回定期演奏会の練習には、指揮者の柴田真郁先生にたくさん来ていただきます。

1月18日も柴田先生の練習でした。
前半はシューマンの交響曲第1番から1楽章と4楽章の練習。冒頭などのこまかいニュアンスを丁寧に指導していただきました。

後半は歌(の伴奏)の練習です。
プッチーニ作曲「ラ・ボエーム」第2幕より「私が街を歩けば」
ムゼッタという魅力的な女性が、元恋人の気を引こうとして、
♪私が街を行くと 人々は立ち止まり 私を見つめ 私を包むあらゆる美しさに釘付けになるの(略)
と、華やかに歌います。

J.シュトラウス作曲「こうもり」第2幕より「侯爵様、あなたのようなお方は」
女中のアデーレが、女優を騙ってパーティーにやってきて、御主人とばったり。でも、しらを切って、
♪侯爵様、よく見てください。このギリシャ彫刻のような横顔を。女優の私を女中と間違えるなんて人違いにもほどがありますわ・・・ほほほ~
と、軽やかな笑い声まじりに、コケティッシュに歌います。

どちらも美人でなければ歌えません。
柴田先生は、美人風に歌ってくださり、テンポの調整や、みんなで合わせなければならないポイントなどを確認しました。

最後に、フェラーリ作曲「マドンナの宝石」より間奏曲
哀愁に満ちたしっとりとした名曲です。
短い曲ですが、波のように現れる劇的なメロディの作り方を指導していただきました。

そんな柴田先生は今まさに脂がのっています。

 

※柴田先生より掲載許可をいただいています。