2017.11.24
集中練習11/23
本番直前の集中練習と銘打って
昨日の通常練習と本日の祝日練習の連日練習を行いました。
まずは、疲れました、という感想ですが、正直申しまして
長丁場の練習で、集中力を欠く瞬間も多々ありました。
本番では絶対そんなことはない、と言い聞かせながら
集中力を欠く自分に対して叱咤激励しながら練習に臨んでいました。
それはともかくとして、以前から松岡先生は
西洋音楽は西洋言語と密接に関係があることを力説されていました。
今回の演奏会に向けての練習ではそれが一段と色濃く現れています。
ごく大雑把に書きますと、11/2付のブログの方と重複する部分もありますが、
日本語はひらがなで書いた場合の音節に対等にイントネーションがある
場合が多いのに対して、英語、ドイツ語など西洋言語の多くは、
重要な単語にアクセントがあり、日本語よりもイントネーションに
富んでいる場合が多いです。特に語幹にアクセントがない場合が多いことが
大きな特徴の一つに挙げられます。そんな西洋言語を操る作曲家による
楽曲なので、音楽もそのようなイントネーションと相関があり、
日本語のイントネーションのイメージまま演奏すると、
とても野暮ったくなるというのです。
(それはそれで非公開にでも一度思いっきり盆踊りのような
マーラーも演奏してみたいと個人的には感想を持ちました。
しかし、私も西洋言語の影響を強く受けていることには大きく共感しています。)
今回は全てドイツ語圏の作曲家による楽曲を取り上げるので、
差詰め流暢なドイツ語のような演奏を目指そう、ということになりましょうか。
目指すべき方向性はイメージできますが、長年染み付いた日本語感覚から
脱却することは容易ではありません。それを長い練習時間をかけて
取り組んでいけるところがアマチュアオーケストラの1つの良いところと捉え、
既に本番まで10日になってしまいましたが、精進したいと思います。
地元出身のソリストも共演いただくので、どうぞ多くの皆様の
ご来場をお願いいたします。
(ち)