3種類のクレッシェンド

2024.12.16

3種類のクレッシェンド

昨日は集中練習の2日目ということで、終日ドボ8の練習に明け暮れていました。
響きの良い大ホールのリハーサル室で充実した練習でした。

前日の練習のエピソードではあるのですが、指揮者の松岡先生がクレッシェンド (*) について印象的なことをおっしゃっていました。

(*) クレッシェンドとは、音量が徐々に大きくなることを指す。主に楽曲の表現力を豊かにするために用いられる。クレッシェンドは、感情の高まりや緊張感を表現する際に効果的であり、様々な楽曲で使用されている。
(実用日本語表現辞典より)

クレッシェンドには3種類あるとのこと。
1つ目は徐々に音量を大きくするタイプ。2つ目は最初に多めに7-8割のクレッシェンドを行い、そのあとは少し大きくするタイプ。3つ目は最初は少なめに大きくして最後に7-8割を一気にクレッシェンドするタイプ。
絵にすると下記の感じでしょうか。

今回の演奏会では、全3種類のクレッシェンドが登場するのですが、
特に3つ目のタイプが音楽的にはとても効果があって、盛り上がりをわかりやすく表現できる方法とのこと。

今回は一度は耳にしたことがあるはずの曲が多く並ぶので、耳なじみのメロディーを楽しんでいただくのはもちろんのこと、最後にわーっと一気に盛り上がるクレッシェンドにも注目して聞いていただけるとより一層楽しい時間を過ごしていただけるのではと思います!

本番まで残すところ、1週間!
いい感じに仕上がってきていますので、乞うご期待!
会場でお会いしましょう!

Vn. S.H