第93回定期演奏会~天下のフランス音楽~
名称 | 第93回定期演奏会~天下のフランス音楽~ |
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日時 | 2022年12月11日(日) 開演14:00 開場13:15 |
場所 | アクトシティ浜松 大ホール |
料金 | 指定席S 2,000円、指定席A 1,500円 |
発売日 | 2022年9月11日(日) |
主催 | 公益財団法人浜松交響楽団 |
~天下のフランス音楽~
20世紀を迎えるころ、芸術の都パリでは音楽家たちが切磋琢磨し、独創的な管弦楽曲が数多く生まれました。今回は、実力派弦楽アンサンブル「天下統一」のメンバーでもある、チェロの中木健二さんとヴィオラの鈴木康浩さんを迎え、皆さまを憧れの国フランスへ誘います。浜響が精魂込めて奏でる“天下のフランス音楽”をお聴き逃しなく!
指揮:海老原 光
チェロ独奏:中木 健二
ヴィオラ独奏:鈴木 康浩(※)
~曲目~
ラヴェル:古風なメヌエット
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
ベルリオーズ:交響曲「イタリアのハロルド」(※)
~聴きどころ~
ラヴェル/古風なメヌエット
原曲は伝統的なメヌエットと新奇性が融合した、フランスの風を感じるピアノ曲。
ラヴェル自身によって編曲されたオーケストラ版で演奏します。
サン=サーンス/チェロ協奏曲第1番 イ短調 作品33
抒情性豊かな朗々としたチェロの旋律が魅力的な、サン=サーンス円熟期の傑作。
壮年期の東洋趣味も感じさせる、演奏機会の多い人気協奏曲。
ベルリオーズ/交響曲「イタリアのハロルド」作品16
主人公ハロルドが諸国を巡り歩く、英国の詩に着想を得た、ヴィオラ独奏付きの交響曲。
失恋したハロルドの放浪と死を描く、情景描写や心理描写の見事さが聴きどころ。
~ゲストご紹介~
指揮/海老原 光
鹿児島生まれ。鹿児島ラ・サール中学校・高等学校、東京芸術大学を卒業、同大学院修了。その後、ハンガリー国立歌劇場にて研鑽を積む。2007年ロブロ・フォン・マタチッチ国際指揮者コンクールで第3位、2009年ニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで第6位入賞。2010年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールでは審査員特別賞を受賞。指揮を小林研一郎、高階正光、コヴァーチ・ヤーノシュの各氏に師事。これまでに、国内主要オーケストラを指揮し、好評を得ている。2011年より毎年霧島国際音楽祭に登場している。また、2012年、2015年にクロアチア放送交響楽団の定期公演(ザグレブ)に出演、2019年にはゲデレー交響楽団に客演(ハンガリー)し、好評を博した。
チェロ/中木 健二
東京藝術大学を経て2003年渡仏。パリ国立高等音楽院、スイス・ベルン芸術大学ソリスト・ディプロマコースの両校を首席で卒業。2005年第5回ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位受賞。同年、第16回FLAME音楽コンクール(フランス)優勝。08年第1回Note et Bien国際フランス音楽コンクールでグランプリならびにドビュッシー特別賞、ブーレーズ特別賞を受賞するなど、受賞多数。2013年にデビューCD「美しき夕暮れ」をリリース(キングレコード)。16年11月にリリースされた「J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲」(キングレコード)は「レコード芸術」誌で特選盤に選出された。
紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。東京藝術大学音楽学部准教授。第11回名古屋音楽ペンクラブ賞受賞Thomastik Infeld社契約アーティスト。
使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより貸与されている1700年製ヨーゼフ・グァルネリ。
撮影@塩澤秀樹
ヴィオラ/鈴木 康浩
桐朋学園大学卒業。ヴァイオリンを辰巳明子氏、ヴィオラを岡田伸夫氏に師事。
第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門第2位(1位なし)。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位ほか受賞多数。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後、ベルリン・フィルの契約団員となる。04年に帰国。ソリストとして国内外のオーケストラとコンチェルトを共演。また、各地でリサイタルを行う。アンサンブル天下統一、TOKI弦楽四重奏団、王子ホールのランチタイムコンサートなど、室内楽にも力をいれて活動をしている。桐朋学園大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学で講師を勤め後進の指導にあたっている。
読売日本交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者。
王子ホール撮影横田敦史