第9回はましんファミリーコンサート
名称 | 第9回はましんファミリーコンサート |
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日時 | 2014年07月27日(日) |
場所 | アクトシティ浜松 中ホール |
料金 | 一般 1,000円、高校生以下 500円 ※2歳以下のお子様はご入場いただけません。 ※チケットはお一人様1枚必要です。 |
発売日 | 5/10(日):ビバーチェクラブ、5/17(日):一般発売 |
主催 | 第10回はましんファミリーコンサート実行委員会 〈浜松信用金庫、(公財)浜松交響楽団、(公財)浜松市文化振興財団〉 |
とある二人の男の物語
今年のはましんファミリーコンサートは”音楽物語二題”
超個性的なキャラクターを持つ、二人のオ・ト・コが主役です。
自由奔放・言いたい放題・波瀾万丈…、とても見てられない!信じられない!
でもなぜか憎めない、ついつい引き込まれてしまう、不思議な魅力の持ち主
そんなお話を同じ母国の作曲家コダーイ(ハンガリー)と、グリーグ(ノルウエー)が音楽物語に仕上げました。
ドラマティックな展開とともに、お国柄・民族色満載の魅力的な音楽♪
「ハーリ・ヤーノシュ」ではハンガリーの民族楽器・ツィンバロンが登場します。
その素朴で深い音色と、我が国の代表的ツィンバロン奏者崎村潤子さんの華麗なバチ裁きに乞うご期待!
そして「ペール・ギュント」の終曲”ソルヴェイグの歌”ではメゾ・ソプラノの上田由紀子さんが華を添えます。
語りは「浜松やらまいか大使」の田辺一邑さん…、異色の女性講談師がクラシックのコンサートのにどんな風を吹き込むか?こちらも聞き逃せない!!
”お話の内容が子供の教育上どうも!?”なぁ〜んて固っ苦しいことはおっしゃらず、
ぜひぜひお子様連れでいらしてください、楽しいですョ!!
指揮: 松岡 究
メゾソプラノ: 上田由紀子
ツィンバロン: 崎村潤子
ナレーション: 田辺一邑
曲目:音楽物語形式(語り付き)
コダーイ 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
グリーグ 組曲「ペール・ギュント」
~ゲストご紹介~
【指 揮】松岡 究
成城大学卒。指揮を小林研一郎、ヨルマ・パヌラ、ランベルト・ガルデッリの各氏に師事。音楽学を戸口幸策氏に師事。1991年文化庁在外研修員としてハンガリーに留学。またロームミュージックファンデーションによる在外研修員として2004年から3年間ベルリンにて研修。現在まで特にオペラ・オペレッタ指揮者として、日本初演作品を数多く指揮。そのほとんどは新聞や雑誌等で高く評価された。2012年9月東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団専任指揮者を経て常任指揮者に就任。東京オペラプロデュース指揮者。
http://qchan-dirigent.cocolog-nifty.com/
【メゾ・ソプラノ】上田 由紀子
浜松学芸高等学校音楽科、東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。酒井あやの、栗林義信、故木村宏子の各氏に師事。アメリカ、フランスへ留学し研鑽を積む。イーストマン音楽院サマープログラムに参加。アメリカ・ポートランドヤングオペラアーティストにてオペラ「椿姫」ヴィオレッタ役、「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ役で出演。静岡音楽館AOI10周年記念オペラ「あまんじゃくとうりこひめ」うりこひめ役、浜松市制90周年オペラ「三郎信康」みの役、「カルメン」カルメン役、「フィガロの結婚」伯爵夫人、バルバリーナ役など多数のオペラに出演。浜松市制100周年事業・音詩劇「かぐや幻想」ばば役で出演。浜松交響楽団定期演奏会やはましんコンサートなどの演奏会や東京でのリサイタル、多数のコンサートに出演。磯部美詠子と日本伝統文化使節団と共にポーランド、ワルシャワ国立歌劇場にてソリストを務める。日本オペラ協会55周年記念オペラ「春琴抄」てる女、ヴォカリーズ役。東京音楽コンクール、日本声楽コンクール、ウィーン・オペレッタコンクール入選。
磐田市出身。
【ツィンバロン】崎村 潤子
国立音楽大学打楽器科卒業。マリンバを鈴木明子、草刈とも子、上野信一、岡田知之の各氏に師事。ツィンバロンを加納靖子氏に師事。卒業後、1990年のリサイタルを皮切りに、ストラヴィンスキーの『きつね(日本語初演)』、クルタ-クの『シュテファンの墓碑』『コンチェルタンテ』、コステロの『IL SONGO』の日本初演など、精力的に活動。海外においては、スロバキアで開催された第3回世界ツィンバロン・コングレス(1995)に日本代表として参加、スロバキアテレビに出演、プラウダ紙等に取り上げられた他、ドイツ、スイス、カナダ、中国などで演奏活動を行い、好評を博している。また、オーケストラとの共演は、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラコンサート『デュティユー/瞬間の神秘』が、NHKで全国放送された他、新日本フィルハーモニー管弦楽団、東京都交響楽団、名古屋フィルハーモニー他主要な管弦楽団と共演している。クラシック以外の活動では、2008年から2009年にかけて、第一生命の社会貢献活動テレビCMでBGMを担当している他、シンガーソングライターの湯川潮音のアルバムにも参加している。
※ツィンバロンはハンガリーを中心とする中欧・東欧の民族楽器。打弦楽器と呼ばれ、ピアノのように張られたスチール製の弦を直接、スティックで打って演奏する。ロマの音楽で多く用いられる他、「ハーリ・ヤーノシュ」の第3曲、第5曲でソロ的に扱われるのは特に有名である。
【お話】田辺 一邑
浜松北高等学校、横浜市立大学文理学部文科独語独文学専攻卒業。大学卒業後10年以上システムエンジニアとして働いたのち、1997年8月田辺一鶴に入門、講談師となり現在に至る。2009年4月真打昇進。故郷浜松を中心に各地の知られざる偉人を講談に仕立て好評を得ている。静岡新聞、中日(東京)新聞夕刊一面コラム等執筆も多数。2010年から「浜松市やらまいか大使」に就任。浜松市出身。