第98回定期演奏会〜魂を揺さぶる大地の調べ〜

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〜魂を揺さぶる大地の調べ〜

古来より人々は独自の音楽を追い求め、その精神を受け継ぎ、魂の共鳴を求めてきました。
地球上のあらゆる民族はそれぞれが持つ言語と音階から、独特の旋律とリズムを生み出してきたのです。
今回は、素朴な音色と自然に調和したメロディーが心を揺さぶる、民俗音楽を題材にした作品を中心にお送りします。奏者と客席の鼓動がひとつになる熱き瞬間をどうぞお楽しみください。

~♪出演♪~
指揮:冨平恭平
チェロ独奏:島宗楽(第5回浜響ソリスト・オーディション第一位入賞)

~♪曲目♪~
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲(作曲者自身による小管弦楽版)
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調op.104
伊福部昭:シンフォニア・タプカーラ

~♪お知らせ♪~
SPAC所属俳優による前説コーナーがあります
開演前(13時40分頃)ホールステージ上にて

~♪聴きどころご紹介♪~
バルトーク/ルーマニア民俗舞曲
ルーマニアのトランシルヴァニア地方の民謡に基づく、6曲から成るピアノの小品組曲のオーケストラ編曲版。農民音楽が持つ力強いエネルギーが溢れ出る、民族色豊かで親しみやすい旋律が魅力です。

ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
通称「ドボ・コン」として親しまれる、西洋音楽史中のチェロ協奏曲の中でも人気を誇る名曲。ドヴォルザークの祖国・チェコへの望郷の念と初恋の相手への想いが込められた、美しく哀愁漂う作品です。

伊福部昭/シンフォニア・タプカーラ
代表作「ゴジラ」と同時期に作曲された、伊福部唯一の交響曲。自身が幼い頃に過ごした北海道のアイヌの踊りをテーマに、血湧き肉踊る、躍動感と土俗的なリズムが混然一体となって、熱狂を生み出します。

~座席表~
※赤枠内が自由席です

~♪ゲスト紹介♪~
指揮/冨平 恭平(kyohei Tomihira)
 東京生まれ。東京藝術大学音楽学部指揮科卒業。指揮を高関健、田中良和、小田野宏之の各氏に師事。群馬交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、ニューフィルハーモニー千葉、東京フィルハーモニー交響楽団、東京ニューシティー管弦楽団、東京交響楽団を指揮している。洗足学園大学ピアノ科非常勤講師。オペラでの活動が多く多数の公演で副指揮者、合唱指揮者、コレペティトゥア、ピアニスト、プロンプターなどオペラに関わるあらゆる仕事をつとめている。2006年4月から2010年3月まで東京二期会専属音楽スタッフとして活動し、2010年8月には新国立劇場音楽スタッフ、2019年4月には新国立劇場合唱団指揮者に就任。

 

 

チェロ独奏/島宗 楽(Tano Shimamune)
2006年生まれ。愛知県出身。 第77回全日本学生音楽コンクールチェロ部門高校の部全国大会第3位。2023いしかわミュージックアカデミー音楽賞。第23回泉の森ジュニアチェロコンクール高校の部金賞。第75回全日本学生音楽コンクールチェロ部門高校の部大阪大会第1位。第5回浜響ソリスト・オーディション弦楽器部門第1位。国際音楽祭NIPPON2024イエンスペーターマインツ氏公開マスタークラスチェロ部門受講。 刈谷国際音楽コンクール ガラコンサートVol.4出演。 2024東京音楽大学付属高等学校実技優等賞。 今までに、林良一、荒井結、現在毛利伯郎各氏に師事。


チケット情報

指定席¥2,000、自由席¥1,500、学生自由席(25歳以下の学生)¥1,000
※6歳未満のご入場はご遠慮下さい。

2025年1月12日(日)

チケット取り扱い先


■主催:公益財団法人浜松交響楽団 ■後援:一般社団法人浜松青年会議所、浜松市、公益財団法人浜松市文化振興財団、浜松商工会議所、静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社、K-MIX、FM Haro!、ウィンディ