ごはんのおかわりは いかが?

2016.02.17

ごはんのおかわりは いかが?

「ごはん」をおかわりしたい理由。
・とても、おなかがすいているとき
・おかずの味が濃く、ごはんで味を中和させたいとき
・ごはんそのものが、とても美味しいとき
などの理由が考えられます。

さて、本題ですが、本日の練習は分奏練習でした。
このブログをいつも読んでいただいている方にはご承知のことでしょうが、
分奏とは弦楽器セクションと管打楽器セクションが別の会場で練習する
ことです。私は弦楽器セクションに属しているので、本日の弦楽器分奏
練習を少しだけご紹介します。

本日はチェロ奏者の宮澤先生にご指導頂きました。
普段の弦楽器分奏はバイオリン奏者の先生にご指導頂く機会の方が多いので、
本日は新鮮な練習に感じた団員も多かったのではないかと思います。

先生のご指導の要点を私なりにまとめますと、
・今回の演奏曲目はそれぞれ全く性格が異なる。
– ロッシーニはとにかく軽く
– ワーグナーはしっかりと
– 石川さゆりさんの伴奏はリズムを極めて正確に
– (ムソルグスキーは一言でまとめられませんでした)
・石川さんお目当てに来られるお客様にもクラシックもまた聴いてみたいな、
と思って頂くことを目指すこと。
それらを実現するために詳しいご指導を頂きました。

ところで、
弦楽器と菅打楽器は食事に例えると主食と主菜の関係に似ているとも言われます。
菅打楽器がメインディッシュだとすれば、弦楽器はごはんでしょうか。
今日の食事は美味しかったね、と言うときは、まず、メインディッシュのことを
指しますね。
ごはんそのものがおいしかったことを指すことは珍しいです。
しかし、本当に美味しいご飯を食べると、ごはんだけで一膳食べてしまうことも
あります。(私の場合)
メインディッシュが演奏会を盛り上げるのも素晴らしいことですが、
弦楽器奏者としては、ごはんが美味しい演奏会を目指したいものです。

そろそろ演奏会も近づき、演奏会に向けラストスパートの時期になってきました。
ごはんの美味しい演奏会を目指しますので、
もし一瞬でも弦楽器が素晴らしいと思える瞬間がありましたら、
「ごはんおかわり!」とご声援ください。

では、ご来場お待ち申し上げます。