2026.11.01
エイサーと変拍子と
今年の旧盆に夫の実家である沖縄に帰省した際、初めてエイサーを生で観ることができ、感動しすぎて色々考えたことをつらつらと述べます!
沖縄にとっては旧暦のお盆が、内地でいうお盆の役割なのだとか。その最終日に、帰ってきた先祖の魂をお送りする「ウークイ」(お送り)の一環として、太鼓や三線を用いて演舞する「エイサー」が行われます。(なにか間違っていたら申し訳ありません!)
エイサーにも色々曲があるようで、私のお気に入りになったのは「唐船ドーイ」という曲です。なんとも拍子感の難しい曲で、サビ(?)からは女性の声で、裏拍の合いの手みたいなのが入ります。それがなんとも気分を高揚させていくのですね〜。
多分、西洋音楽の記譜に起こすと、とても複雑なことになると思うのですが、皆さん体に染み付いたリズムと歌と、太鼓と踊りで一糸乱れぬ舞を披露。本当にかっこよかったです。みんなで一つのものを作り上げるって、やっぱりいいですね!
話は飛んで、私たちが101回定期で演奏する「春の祭典」は、何分の何拍子というのが一小節毎に変わるようなところがたくさんあり、とても難しい曲です。私は楽譜から一瞬目を逸らすと最後、と思ってしまうようなところも多々。
それも、あのエイサーみたいに、身体で覚えて、舞うことだけに懸命になれたらどんなに美しいだろうかと、帰りの飛行機でぼーっと考えていました。
鍛錬あるのみです!
沖縄話に戻りますと、今までエイサーの音楽については「沖縄料理屋さんに行ったらこういう陽気な音楽流れてるよね〜」くらいに思っていたものが、
今、同じ音楽を聴いても、あの舞と、風と、匂いと、温度と、湿度と、いろんなものを感じます。
知ってるというだけでなく、実際に体感することで、同じものを見たり聴いたりしたときにも感じるものが増えて、人生が豊かになるなーと改めて思いました。
百聞は一見に如かず。
というわけで101回定期も、生で聴きにきていただけると嬉しいです。皆さまの人生が私たちの音楽でほんの少しでも豊かになれば、これほど嬉しいことはありません!
(Ob M.K)
