チャイ5えもん

2024.03.09

チャイ5えもん

チャイコフスキーの第五交響曲、略してチャイ5は、大学3年の時にオーケストラサークルで取り組んだことがあります。思い出いっぱいのこの名曲を再び演奏できることを嬉しく思います。

ところで、チャイ5はドラえもんと呼ばれることがありますが、これついて学生時代から思うことがあります。それは言うほどドラえもんか?ということです。その真相を探るべく我々調査隊はamazonの奥地へと向かった…

チャイ5のドラえもんと呼ばれるところ(四楽章の最後のほう)で聴こえるのは(移動ドで読むと)ドシラソファ♯ソ ドシラソファ♯ソ…と続く三連符です。一方で「ドラえもんのうた」の例のイントロは(移動ドで)ドシラソラシ ドシラソラシ…と三連符が続きます。

お分かりいただけただろうか…厳密には音型が違うのです。まぁでもやっぱりどことなくドラえもんを感じますね。なんなんですかね。ちなみに、一楽章の80小節目あたりには感情高ぶる情緒不安定なドラえもんが複数体います。私はこのあたりを真・チャイ5えもんポイントと呼んでいます。どうでもいいですね。

とっても大好きチャイ5えもんですが、「ドラえもんのうた」がアニメ主題歌として使われていたのは2005年頃まで。もう20年近くも前です。令和を駆け抜ける少年少女達はドラえもんの主題歌と言ったら「ドドドドドドドドドッドードラエモン〜」の方になっているのでしょう。愛すべきチャイ5型ロボットは超エキサイティンなバトルドームのCMと共に激動の時代の荒波の中に消えゆく運命なのかもしれません。

そんな諸行無常を感じていたら、演奏会まであと1週間程になってました!より良い演奏をお届けできるよう、先週の集中練習と今週の分奏での反省点をしっかり見直して最後まで練習がんばります!

(Va. S.T.)