大ホール舞台での合同練習

2021.02.14

大ホール舞台での合同練習

2/10は、浜松の合唱団とトランペットバンダ隊との合同練習@アクトシティ浜松大ホール舞台でした。

大ホールの舞台の換気は全開稼働!
また、以前Blogでもご紹介した「ソーシャルディスタンス棒(メジャーです)」にて念入りに距離を測りながらセッティング。
指揮者との間にはビニールシート、合唱団とオーケストラとの間にはアクリル板を置く。
感染対策を徹底させ練習に挑みました。
浜響で決めた非常に厳しい感染対策をやり切るのは労力がいりますが、演奏会を成功させたい一心で頑張っています。

今回演奏するタンホイザー抜粋では、序曲、第2幕冒頭のエリザベートの「歌の殿堂のアリア」、大行進曲、巡礼の合唱、エリザベートが天に昇るシーン、ヴォルフラムの「夕星の歌」、フィナーレを演奏する予定となっています。

タンホイザー抜粋ではいろんな抜粋の選択方法がありますが、今回選んだ大行進曲や巡礼の合唱では、合唱の壮麗な響きや厳かな響きを楽しむことができると思います。

2/10の練習では、合唱と合わせる中で曲の持つパワーに触れることができ、巡礼の合唱の練習中にうるっ(涙)となってしまいました。
浜響の今回の演奏会ではタンホイザー役は登場しないのですが、オペラのお話の中でも、タンホイザー(主人公)が遠くから聞こえてくる巡礼者による巡礼の歌を聴いて感動し、自分の罪を悔いて涙に声を詰まらせ地面に深く頭を垂れて祈るシーンがあります。
タンホイザーが感動し涙するのがわかるくらい、魅力的な旋律です。

大行進曲の練習では、6人のバンダ隊のみなさんが威勢よくファンファーレを吹いてくれ、さらに合唱も加わり祝祭的な雰囲気のもととてもノリノリな気分で弾くことができました。

3/21の本番では、ナレーターや字幕や演出も入りとても素晴らしい公演になる予定です。
このような企画はなかなか体験する機会がないと思います。
3/21はワーグナーの素晴らしい世界をみなさんと一緒に楽しめたら幸いです。
練習がんばります!

(Va M.A.)

<添付写真>舞台セッティング写真

舞台上の換気良好具合を示す計測器の写真