指揮者の独り言

2016.11.14

指揮者の独り言

img_7124昨日は日曜日の集中練習でしたが、
場所は雄踏文化センターのホールといつもと違った雰囲気での練習でした。

そんな練習の中、幻想交響曲の2楽章の練習を始めようとしたところ、井崎先生はこの楽章でハーモニーを奏でる2本のハープ奏者の配置を巡って様々なエピソードを話始められました。
(この日はハープ奏者の方は不在でした)

オーケストラのど真ん中に配置して、ハープ奏者は周りの管楽器が演奏している間、出番がない1楽章を生きた心地をしない気持ちで見守り、2楽章の出番が終了すると楽器をそのままに舞台裏に奏者が身を引くパターンや、指揮者の両脇に2本のハープが配置される珍しい配置などがあるそうです。
ちなみに通常は舞台をを正面に左奥に2本並ぶことが多いですが・・・

同じ曲を演奏するにも様々な工夫があり、弦楽器であっても左から1stバイオリン、2ndバイオリン、ビオラ、チェロと配置することが
多かったりしますが、これはあくまで録音技術が発達していない時代に各弦楽器の音をしっかりと録音することを可能にした配置だそうです。
古典的には対向配置といって1stバイオリンと2ndバイオリンが指揮者の両脇に配置され、チェロとビオラが配置されていました。
スペースが限られるオペラ演奏時のオーケストラピットでは必ずしも1stバイオリンがいつもの場所に配置されないこともあるそうです。

こんなことを考えながらお話を聞いてまして、井崎先生もちょっと変わったハープ配置を試したそうでしたが、結局指揮者の独り言として、2楽章の練習がスタートしました。

本番は12月4日の日曜日。
アクトシティ大ホールでお会いしましょう。