第93回定期演奏会の練習始まっています

2022.09.29

第93回定期演奏会の練習始まっています

9月28日、管楽器はパート練習、弦楽器は弦分奏でした。
今までは「イタリアのハロルド」を主に練習してきましたが、前半プログラムの「古風なメヌエット」と「チェロ協奏曲」を練習しました。
家ではメトロノーム先生と格闘していましたが、他のパートと一緒に練習したら、個人練習では気づかなかった沢山のことが明確になり、大変有意義でした。

「古風なメヌエット」は「ボレロ」等で有名なラヴェルの作曲です。
元々はラヴェルが20才の時に書いたピアノ曲で、30年以上経ってから、作曲家本人によって管弦楽化されました。
「チェロ協奏曲」はサン=サーンスが作曲した2曲のチェロ協奏曲のうち、第1番を演奏します。(第2番は今はあまり演奏されないそうです)
最初から最後まで切れ目なく演奏されるので、いわゆる楽章間はありません。
スコアを見ながら音源を聴いていると、ソロがすごく活躍していてかっこいいので、つい聴き入ってしまい、度々迷子になります。

ソリストの中木健二さんには、2010年4月の第68回定期演奏会で、エルガーのチェロ協奏曲を協演していただきました。なんと12年も前!ついこの前のような気でいましたが、意外と時が経っていました…。
今回の協演もとっても楽しみです♪

ところで、
サン=サーンスの「チェロ協奏曲第1番」のスコアですが、
カルマスのスコアはDが抜けています。
日本楽譜出版のスコアは、NがLになっています。

(Va M)