2020年始動!

2020.01.08

2020年始動!

こんにちは!
正月気分がなかなか抜けない毎日を過ごしていますが、本日から2020年の練習が始まりました。

今日は第88回定期演奏会の前半に演奏する曲、チャイコフスキーの幻想序曲「ロミオとジュリエット」とコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲の合奏でした。

「ロミオとジュリエット」の映画を初めて見たのは高校生の頃だったと思いますが、ジュリエットの手紙が少しの差でロミオに届かないシーンを見て、思わず「遅いよ~!」とつぶやいてしまったのを思い出しました。

メールや携帯電話が発達している現代では、もはや起こり得ない話で、当時は恋愛も命掛けだったんだなあと改めて思いました。
恋は盲目。悲しくもロマンティックなお話です。

「ロミオとジュリエット」の次はコルンゴルトの合奏。
コルンゴルトはチャイコフスキーやプロコフィエフほど有名ではなく、私も演奏するのは初めてです。

しかし、コルンゴルトについて調べて見ると、モーツァルトに匹敵する程の才能の持ち主とか、映画音楽に功績があった等々、いろいろ出てきました。しかも結構イケメン(笑)。

確かに独奏ヴァイオリンの超絶技巧に映画音楽の要素が加わり、何とも幻想的な雰囲気を作り上げています。

そして、ヴィブラフォンとチェレスタの使い方に非常に魅力を感じます。

和音や音階を少し弾くだけで、こんなにも曲の感じが変わることを今更ながらに実感しました。

ヴァイオリンのソロを担当されるのは地元掛川市出身で今や国内外で活躍中の長尾春花さん。
ソロ合わせはまだ先ですが、今からとても楽しみです。

長尾さんが来るまでに、独奏と一体となって曲の魅力をお客様に伝えられるよう、全力で頑張ります!

3月15日(日)14時開演。アクトシティ浜松大ホールで皆様のお越しをお待ちしています。

(BCl H・T)