異色のコラボレーション

2021.11.17

異色のコラボレーション

11/10はセクション別の分奏練習でした。

金管打楽器セクションは名フィルバストロンボーン奏者の小幡先生による初レッスンでした。

くるみ割り人形と悲愴について、これまでに松岡先生から指摘された箇所の改善のコツを教えていただきました。

同じ作曲者でもくるみ割り人形と悲愴では曲の性格が全く違うので気持ちの切替えがとても大変です…

定期演奏会まで残り3週間足らず、課題は多くありますが一つずつクリアしていきたいです。

定期演奏会とクリスマスコンサートの両方で演奏予定の「くるみ割り人形」、クリスマスシーズンの定番ですね。

今年12月の浜松でも浜響の演奏以外にバレエ公演やピアノ演奏などがあるようです。

これまでに何回も世界各地で演奏されてきた作品ですが、今回の浜響のような「講談」とのコラボレーションは恐らく前例が無いのではないでしょうか?

私自身は講談を生で体験したことすら無いため、一体どのようなモノが出来上がるのか非常にワクワクドキドキしています♪

ロシアのクラシックの名曲と日本の伝統芸能が掛け合わされる珍しい機会です!迷われている方、是非お越し下さい!

(hr.O)

2021.11.10

チャイコフスキーとあの人

浜響の2021年度はチャイコフスキー大好き年です。
白鳥の湖に続き、今は悲愴とくるみわり人形
3月はロミオとジュリエットが待ってます。

興味津々なチャイコフスキーについて調べてみると、1840年生まれ。
なんとまぁ、今、日本で話題のあの人、渋沢栄一さんと同い年だそうです。
ちなみに、大好きなクロードモネとも同い年。

チャイコフスキーは日本でいうと江戸時代の終わりに生まれて、世界が激動する時代に生きてたんですね。

写真は公務員を辞めて音楽家になる決心をした23歳頃のお写真。かっこいいです。

ここから悲愴を書いて自殺?するまで30年、どんな人生だったのか、ますます興味がでてきます。

2021.11.03

カッコいいチャイコフスキー

10/31は休日集中練習でした!

チャイコフスキーの交響曲6番悲愴とくるみ割り人形、ワックスマンのカルメンファンタジーを練習しました。
どの曲も独自の世界観があってとってもとっても楽しいです。

悲愴では、3,4楽章の練習を行いました。3楽章は松岡先生曰く、「3楽章はとにかくかっこよければカッコ良いほど良い。」と仰っていました。
とにかくかっこよくというのもわかりやすいですが、かっこよく演奏するのはそれはそれで難しいですね。
一変して4楽章。深淵を覗き込むような底無しの何かが作品に色濃く詰め込まれています。
4楽章を暗いまま終わりにする交響曲はなかなかないですが、チャイコフスキーが敢えてこのように描いた意味、練習重ねて理解を深めていきたいです。

くるみ割り人形も1幕で悲愴に負けず劣らずのドラマチックな世界が広がりますね!

本日も祝日ですが、夕方から練習です!
緊急事態宣言で合奏練習ができなかった期間を頑張って練習して挽回していい演奏をお届けできるようにします!
(A)

2021.10.30

須川さんとのピアソラ

楽器を、音楽をやっている人ならその名を知らない人はいない!浜松が生んだ偉大なるサックス奏者・須川展也さんとの初合わせ!

偉大すぎる方の来団と、普段浜響が演奏しないジャンルの曲ということもあり、ドッキドキの合わせでした。

どのくらいドキドキしていたかというと…

①普段使わない粗悪リードを間違えて装着してしばらく演奏(驚)

②ブログ用に須川さんの写真を撮らせて頂く予定がすっかり忘れる…(涙涙)

須川さんのお姿を拝みたい方は12月19日(日)グランシップ大ホール・海までお越しくださいませ♪大人も子どもも楽しめる内容となっています♪♪

肝心の曲(ピアソラ)ですが、正直オケは凸凹&ギクシャクしていました(^_^;)ところが、須川さんのカッコ良く貫禄のある演奏と、松岡先生の牽引力、双方に引っ張られ、演奏する毎に浜響がシャープに進化していくではありませんか( ఠ_ఠ )これは…もしかしたら、12月には一皮も二皮もむけた浜響が見られるかもしれません!!伸び代たっぷりあります!!きっと!!

結局、クラシックでも何でも演奏で意識するべき事は同じなんだなぁ〜なんて思いながらこの日は帰宅して泥のように眠りましたとさ…(だって…ピアソラの後に悲愴も合奏したんです)

(リード使うヒト)

2021.10.21

12/5は浜松、12/19は静岡

10/20は、前半にバレエ音楽「くるみ割り人形」の練習をしました。
「くるみ割り人形」は、バレエがない場合は、抜粋された組曲版を演奏することが多いです。
しかし、今回は「ハイライト」なので、第1幕の第6曲「招待客の帰宅、そして夜」、第7曲「くるみ割り人形とねずみの王様の戦い」、第8曲「松林の踊り」など組曲以外の曲が入っていて、ストーリーが分かるようになっています。
ストーリーは田辺一邑さんが語ってくれますが、時計が12時を打つ音や、くるみ割り人形とネズミとの闘い、スリッパが命中する場面などがどこで出てくるか、じっくり聞いてみてください。
後半は12/19の「親子で楽しむ浜響クリスマスコンサート」で演奏するピアソラの曲を練習しました。
ソリストは、浜松が誇るサックス奏者、須川展也さんです。
松岡先生から「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラのような感じで…」と言われましたが、あのオケって全員若い人達ですよね…。
若さは足りませんが、大人の技術で雰囲気は醸し出せるようにしたいと思います。
アクトシティ浜松ではなく、東静岡のグランシップでの公演です。小さなお子様も入場できますので、ぜひよろしくお願いいたします。
来週は早速、須川さんが来てくださいます。緊張しますが、とっても楽しみです♪
ところで、第18回ショパン国際ピアノコンクールが終わりました。
反田恭平さんの2位、小林愛実さんの4位入賞も嬉しいですが、さらに、2016年の第11回はましんファミリーコンサートで協演したアレクサンデル・ガジェヴさんも2位入賞!おめでとうございます!

(Va.M)

第11回はましんファミリーコンサート


 

2021.10.14

弦分奏

浜響の久々練習の2回目は分奏。弦分奏のトレーナーはコントラバス奏者の加藤先生でした。
団員の熱い希望で、今回やっと初めてご指導をいただきました。
写真のコントラバスをご持参で!(なんて美しい音!もっと弾いてほしかった)
私の愛読する弦楽器専門誌でも「低音ジャーナル」というコーナーの記事を連載をされている方でもあります。
この日、ご指導いただいたチャイコフスキー「悲愴」は、アマオケ奏者、クラシック愛好家の好きな交響曲の上位にランクインする曲です。
そして、コントラバスではじまり、4楽章はコントラバスだけが残り、息絶えていく感じで曲が終わります。(ジャーン!って終わらないんです)
思い切り悲愴な気分に浸って、そして浄化された気分になります。(きっと!)
どうぞお楽しみに(Vn.R)

2021.10.10

「そろり」再開

7月25日のコンサートから、状況は日に日に悪化し、活動自粛を余儀なくされた浜響。
浜松の1日の感染者はついに100人を突破し、不安な日々が続きました。
つい1ヶ月ほど前のことなのに、ここ最近の状況とあまりにも違いすぎて、振り返ってみると不思議な気分です。
緊急事態宣言も無事に解除され、私たちも事前のオンライン説明会を経て、活動を再開することができました。

久々の全体合奏は、先生のご指導に心動かされ、だけど音に表すことができず悔しさに終わり、項垂れて帰宅・・

1ヶ月まるまる練習ができなかったので、かなりの焦りと不安がありますが、再開ができたことに感謝し、練習に励まなければいけません。
ピンチはチャンス!と信じて、感染対策を徹底して、無事に12月5日を迎えられますように!

チャイコフスキー二本立て、お楽しみに♪

M.T

2021.10.02

浜響いよいよ再開!

7/25の夢に追いかぜコンサート以来、新型コロナの急拡大により、練習や本番を自粛してきました。

緊急事態宣言も解除され、いよいよ待ちに待った再開です!
とはいえ、また再拡大しないように、静岡県のそろりスタートに従い、今まで以上に感染対策しながら(健康チェック・消毒・ディスタンス・換気!)の練習でした。

さて、鈍った合奏の感覚は戻ったのでしょうか。。。

2021.08.14

夢追いコンサート 舞台裏ハイライト3

「夢に追いかぜコンサート」舞台裏ハイライト、最後は舞台演出です。

年2回の定期演奏会に加え、企画物の演奏会を行うことも多い、わたしたち浜松交響楽団。
曲や雰囲気を、より皆様にお伝えして盛り上げるため、様々な工夫をしています。

その一つが、舞台照明です。
もちろん団員が操作することはできませんので、照明スタッフさんと打ち合わせをして、お願いしています。

今回の演奏会の「白鳥の湖」では、SPAC俳優・武石さんが語っている時には、武石さんにスポットライト。オーケストラ演奏になったら、ライトを切り替える。など、様々な細かい調整をしていただきました。
指揮者の石川先生が要望するタイミングでの切り替え、また、お城で悪魔が正体を現したときのあの青いライト。そして、最後の、美しくも儚い世界への誘い……

わたしたちと一緒に演奏会を盛り上げてくださった照明スタッフさんに、改めて感謝いたします。

※写真はリハーサルのものです。

(Vn.S)

2021.08.05

夢追いコンサート 舞台裏ハイライト 2

日の「夢に追いかぜコンサートin浜松」。
夢の世界を浜響と共に作り上げて下さったひとりが、ヴァイオリニストの奥村愛さんです。

前半では曲目紹介のトーク、そしてソリストとして3曲(+アンコール)弾いてくださり、更に、開演前のアナウンスまでお引き受けいただきました。
なんて多才な方なのでしょう!

指揮の石川征太郎先生とのトークも軽快に。
そしてコロナ禍中の音楽家としての思いを語ってくださいました。

またいつか、共に音楽を作りあげる舞台でご一緒させていただきたいです。
奥村愛さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。

(Vn.S)