2020.11.17
定演まであと少し!
2020.11.07
最上段から一番うしろのあなたまで
コロナ禍での合奏練習が再開されて大分経ちました。
浜響では細かな対策ガイドラインを定め、活動継続のために取り組んでいます。
そんな中、合奏形態も試行錯誤。
ソーシャルディスタンスの距離や、管楽器の飛沫の影響など、気を配らなければならいことはたくさんありますが、専門家やプロオーケストラなどが研究を進めてくださり、私たちアマチュアもその結果を参考にしています。
演奏者同士の距離をとって演奏するのはなかなか難しく、一方で、周囲の音や動きをよく見るようになった良い面も。
管楽器奏者の前後左右には、家庭用ハンガーラックや木材を使用した手作りビニールシールドやアクリル板を設置。
これがなかなか厄介です。
いよいよ今月末は約一年ぶりの定期演奏会。
本番に向けて、感染対策も音楽面の効果もある、一番良い方法を模索しています。
さて、本番当日は私の前に透明なアレはあるのでしょうか?
最上段に座る私とお客様との距離はいつも以上に遠くなりますが、どの席にも音が届きますよう、精一杯演奏いたします。
(A.M)
2020.11.05
換気どうかな?CO2測ってます。
最高気温日本一タイを記録した浜松でしたが、爽やかで気持ちのいい季節になりましたね!
さて、寒くなってきた国や地域から徐々に感染が心配になってきています。
マスクや手指消毒は目に見える形でやれますが、換気できているかは雰囲気でしか分からなくて、ちょっと心配していました。
そこで、二酸化炭素量を計測して換気できているかの目安ににするという方法を見つけ、早速、浜響の練習でも試しています。
– 外気:431ppm(年々上昇気味らしい)
– ビル管理法:1000ppm以下が基準
浜響練習では、
1) アクト大ホール
– 準備中:400ppm台前半
– ピアノ協奏曲:450ppmくらい
– ベト7 :500ppmくらい
2) あいホールのホール
– 弦分奏:600ppm台(30分に一回の換気タイムあり)
でした。
アクト大ホールの換気はさすが2000人規模のホールだけあって換気能力すごいですね。
ちょっと安心しました。。。
ベト7 になると上昇するのは弦分奏は必死なのと管楽器に休みがないから?
二酸化炭素量で音符の数も測定できそうです♪
2020.10.15
ブラック・ジャック回想録 最終章 新たな夢へ
「・・・高くつくぜ!」
フィナーレ、ブラック・ジャックの叫ぶ声がホールいっぱいに響き渡る。
約3時間の長大なオペラ作品が、ついに幕を下ろした。
#オペラの内容についてはこちらから:https://www.hcf.or.jp/bunka/citizen_opera/story/
カーテンコールのあいだも、満員の客席から割れんばかりの拍手が続く。
オーケストラピットの椅子から立ち上がった時、上を覗き込むとようやく少し舞台の上の歌手たちの様子を見ることができた。みんなの晴れ晴れした笑顔が、最高に素晴らしかったのを覚えている。
何しろ、世界初演である。
本番直前まで、そして本番中も、事故なく最後まで行きつけるのか、誰もが不安だった。
一番不安だったのは、アキラさんだったかもしれないけれど。
それでも「きっとうまくいくから大丈夫!」と裏方メンバーから発信していくことで、団員それぞれが本番に踏み出す勇気が持てたと信じている。
出演者そして裏方を支えた制作スタッフ全員の、健闘を称えたい。
改めて5年前を振り返ると確かにいろいろ忘れてしまっていたが、この本番が終わった時の感動だけは今でも思い出せるし、これからもきっと忘れないだろう。
アキラさんと新作オペラを作る、しかもあの漫画「ブラック・ジャック」をオペラにするという、こんなブッ飛んだ企画に参加する機会を与えてくれた村木氏に、心から感謝したい。
公演後の打ち上げで、アキラさんはこう言っていた。
“いつか「ブラック・ジャック」をミラノ・スカラ座で上演しよう!”と。
その時、我々はどこにいるか。
それは誰にも分からない。
漫画「ブラック・ジャック」には、まだオペラにしていないストーリーも山ほどある。
村木氏にも、また新たな「ブラック・ジャック」オペラ制作の夢があるらしい。
あれだけ大変な苦労をしたはずなのに、この男はまったく懲りていないようだ。そこが村木氏のすばらしいところである。
本当に、いつか実現できたらと思う。
その時は、また一緒に仕事しましょう。
コロナ禍の中、暗いニュースばかりでなかなか前を向けずに過ごした数か月。
でも、5年前を振り返ってみて、ようやく思い出した。
オペラ制作を通してたくさんの素晴らしい方々と出会えたこと。
そして何より、音楽をみんなで作り上げるって、こんなにワクワクして楽しいものだったということ。
世の中も少しずつ、また活気を取り戻しつつある。浜響も感染対策を万全に整えて、ついに本格的に練習を再開した。実に半年ぶりの合奏である。
今まで当たり前に行っていた合奏練習が、できるというだけでありがたいことなのだと、団員みんなが噛みしめている。
次の目標は、来月の定期演奏会を何とか無事開催し、成功させることだ。
まだ我々がコロナ禍のただ中にいることに変わりはない。この冬がどうなるかすら分からない。それでも我々は、この「新しい日常」を受け入れ、前を向いて進むことに決めた。
あのしんどいけど楽しくて熱い音楽の世界に、少しずつ帰っていこうと思う。
いつかアキラさんとまた一緒に演奏できる日を楽しみに。。。
長らくお付き合い下さり、ありがとうございました。
完
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※ 続けて読まれたい方は下記リンクから。
連載 『 ブラック・ジャック回想録 』
▶ 1. ブラック・ジャック回想録 序章 (2020.06.14)
▶ 2. ブラック・ジャック回想録 第1章 立役者 (2020.06.27)
▶ 3. ブラック・ジャック回想録 第2章 アキラさんと宮川家と浜松 (2020.07.07)
▶ 4. ブラック・ジャック回想録 第3章 はましんコンサート (2020.07.16)
▶ 5. ブラック・ジャック回想録 第4章 Point of No Return (2020.07.28)
▶ 6. ブラック・ジャック回想録 第5章 奈落の底から (2020.08.19)
▶ 7. ブラック・ジャック回想録 第6章 歌合せ (2020.08.29)
▶ 8. ブラック・ジャック回想録 最終章 新たな夢へ (2020.10.15)
2020.09.27
ベト7 マラソン大会!
2020.09.23
のだめ、静岡県でも9/28から再放送!
2020.09.13
浜響、半年ぶりにアクトに帰ってきました!
9月9日水曜日、アクトのステージでの練習でした。
(静岡新聞で大きく取り上げてくださいました。)
3月の演奏会は突然の中止で、ここに来ることはできませんでした。
それ以来、5回もの演奏会が中止や延期となりました。
活動休止中も、感染対策や練習の進め方など、何度も何度も議論を重ね、下見や調査や準備を進め、まずは、本番を想定したこの日のステージ練習を第一の目標にしてきました。
海老原先生やソリスト今西さんをお迎えし、多くの団員も出席できました。
海老原先生の熱血ベートーベンの音楽が流れ始めた時には、冬眠のクマが目覚めるみたいに急に血が騒ぎ始めました。
すっかり忘れていましたが、やっぱり生の音楽っていいですね。
そしてみんなで演奏することができるって最高です!
11月29日の本番で、またここに帰ってこられますように。。。
2020.09.11
9/9練習が静岡新聞に掲載されました!
2020.09.08
のだめ、9/9から再放送!
今回の浜響はベートーヴェンの交響楽団第7番、略してベト7(ベトシチ・関西ではベー7)を演奏します。
この曲の一部がオープニングとして使われたドラマ「のだめカンタービレ」が再放送決定!!
https://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/20200686.html
この漫画とドラマのおかげで、このベト7や、オーケストラの世界がとっても身近になり、楽器を始める人も増えたとかなんとか、、、
9/9の放送開始日は、ちょうど海老原先生の初のtuttiの日!
わたしも、毎回楽しくみてましたが、細かいことは覚えてないので、予約して見ようと思ったら、違う番組が…??
ドラマ「のだめカンタービレ」再放送の放送地域は関東地方(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬)のみとなっています。
その他の北海道地方、東北地方、中部地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州・沖縄地方では放送されません。
え…。
のだめ、お前もか…。(静岡は放送地域から外れることが多々あります)
ともあれ、
浜松ではドラマの再放送は見られませんが、オープニングの曲は11/29に演奏される予定です。
半年間、何度も中止が続き、何度ももう無理かなと思ってたのですが、台風も行ってしまったし、実現しそうで、ワクワクと超ドキドキです。
2020.08.30