2020.09.27
ベト7 マラソン大会!
2020.09.23
のだめ、静岡県でも9/28から再放送!
2020.09.13
浜響、半年ぶりにアクトに帰ってきました!
9月9日水曜日、アクトのステージでの練習でした。
(静岡新聞で大きく取り上げてくださいました。)
3月の演奏会は突然の中止で、ここに来ることはできませんでした。
それ以来、5回もの演奏会が中止や延期となりました。
活動休止中も、感染対策や練習の進め方など、何度も何度も議論を重ね、下見や調査や準備を進め、まずは、本番を想定したこの日のステージ練習を第一の目標にしてきました。
海老原先生やソリスト今西さんをお迎えし、多くの団員も出席できました。
海老原先生の熱血ベートーベンの音楽が流れ始めた時には、冬眠のクマが目覚めるみたいに急に血が騒ぎ始めました。
すっかり忘れていましたが、やっぱり生の音楽っていいですね。
そしてみんなで演奏することができるって最高です!
11月29日の本番で、またここに帰ってこられますように。。。
2020.09.11
9/9練習が静岡新聞に掲載されました!
2020.09.08
のだめ、9/9から再放送!
今回の浜響はベートーヴェンの交響楽団第7番、略してベト7(ベトシチ・関西ではベー7)を演奏します。
この曲の一部がオープニングとして使われたドラマ「のだめカンタービレ」が再放送決定!!
https://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/20200686.html
この漫画とドラマのおかげで、このベト7や、オーケストラの世界がとっても身近になり、楽器を始める人も増えたとかなんとか、、、
9/9の放送開始日は、ちょうど海老原先生の初のtuttiの日!
わたしも、毎回楽しくみてましたが、細かいことは覚えてないので、予約して見ようと思ったら、違う番組が…??
ドラマ「のだめカンタービレ」再放送の放送地域は関東地方(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬)のみとなっています。
その他の北海道地方、東北地方、中部地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州・沖縄地方では放送されません。
え…。
のだめ、お前もか…。(静岡は放送地域から外れることが多々あります)
ともあれ、
浜松ではドラマの再放送は見られませんが、オープニングの曲は11/29に演奏される予定です。
半年間、何度も中止が続き、何度ももう無理かなと思ってたのですが、台風も行ってしまったし、実現しそうで、ワクワクと超ドキドキです。
2020.08.30
激熱!会場下見
2020.08.29
ブラック・ジャック回想録 第6章 歌合わせ
我々がはましんコンサートに没頭していた頃、歌手の方々はどうしていたのか。
もちろん、彼らだって練習していた。・・・東京で。
「市民オペラ」といっても、出演者・制作スタッフ全員が浜松市民という訳ではない。
練習の度に全員が浜松に来るわけにはいかないので、練習場所は都内、ということになる。
村木氏の東京出張の回数は・・・想像するだけで卒倒しそうである。
音楽に地域の境界線は無い。
出演者・制作スタッフが「市民」であることにこだわるべきかどうかは、議論があるかもしれない。
しかし今回地域の枠を超えて集まった出演者・制作スタッフが一丸となったからこそ、この新作オペラ「ブラック・ジャック」は大きな成功を収めることができたのである。そして出演者あるいは聴衆として、市民はこの作品を享受できた。一流の音楽家・技術者たちと共演できたことは、出演した市民にとっても、素晴らしい経験となったに違いない。この経験が、市民の文化発信の原動力となっていく。
これこそ、「市民オペラ」の最大の成果と言えるのではないだろうか。
オペラ本公演1か月前、7月末にアキラさん渾身のオペラ「ブラック・ジャック」のスコアが、ついに完成した。スコアの総ページ数、約500ページ。ここに至るまでどれほどの苦労があったのか、我々には想像することすらできない。
主要キャストを浜松に呼んで、浜響がようやく合わせ練習ができた時には、本番まで一か月を切っていた。
オペラ演奏では、オケが直接見ることができない舞台の上にいる歌手たちと、いかに呼吸を合わせられるかが重要となる。
歌手がどのように表現するのか、実際に見ながら演奏ができる合同練習の時に、そのタイミングを掴んでいくしかない。
アキラさんは、相手がアマチュアだからといって手を抜くようなことは決してしない。
だからこそオケも必死になって、アキラさんの熱意に応えようとする。
本番までに歌合わせができる日は数日しかないので、練習は休日を使って朝から夜まで、丸一日の集中練習となった。
合わせ練習をしていく中で、出演者の提案から歌詞や演出が変わることもある。
新作オペラは、出演者全員で作り上げていくものなのだと実感した。我々もオケとはいえ、このオペラの「オリジナルキャスト」なのだ。
本番が近づき、オペラ関係者とのコンタクトが増えてくるにつれて、裏方メンバーは浜響窓口として、オケとオペラ制作サイドの間の調整で忙しくなっていく。
舞台監督など制作スタッフ全員がオペラ公演本番の舞台であるアクトシティに初めて集合したのが、本番の1週間前。
そこから舞台の仕込みを行い、いよいよホールでの練習がスタート。
とはいえアマチュアの浜響は、1週間ホールに缶詰めになるわけにはいかないので、通常練習日の水曜日と、直前の金曜日の夜から本番にかけての練習参加となった。
本番は目前。
あとは腹を括って本公演に臨むのみだ。
(つづく)
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※ 続けて読まれたい方は下記リンクから。
連載 『 ブラック・ジャック回想録 』
▶ 1. ブラック・ジャック回想録 序章 (2020.06.14)
▶ 2. ブラック・ジャック回想録 第1章 立役者 (2020.06.27)
▶ 3. ブラック・ジャック回想録 第2章 アキラさんと宮川家と浜松 (2020.07.07)
▶ 4. ブラック・ジャック回想録 第3章 はましんコンサート (2020.07.16)
▶ 5. ブラック・ジャック回想録 第4章 Point of No Return (2020.07.28)
▶ 6. ブラック・ジャック回想録 第5章 奈落の底から (2020.08.19)
▶ 7. ブラック・ジャック回想録 第6章 歌合せ (2020.08.29)
▶ 8. ブラック・ジャック回想録 最終章 新たな夢へ (2020.10.15)
2020.08.23
お盆明け練習再開!
2020.08.19
ブラック・ジャック回想録 第5章 奈落の底から
はましんコンサートは、おかげさまで満員御礼の大盛況に終わった。
懸案のオペラコーナーに関しても、ソリストや合唱団にも入っていただいて、本公演への期待を高めるものになったと思っている。
アマチュアながら、これだけの演奏会を短期間の練習で仕上げて開催できたこと。
これぞ浜響の底力!と言えるであろう。
アクトシティ中ホールで初披露を終えた我々は、いよいよ本公演の行われる大ホールに舞台を移すことになる。
アクトシティ大ホールの舞台の下には、「奈落」と呼ばれる広大な空間が広がっているのをご存知だろうか。
反響板を置いた状態なら大ホールは一見普通のホールだが、実はあのステージごと上下左右に動かせたり、回転させたり、すごい仕組みが満載のハイテク劇場なのである。こういった舞台機構を使用するにあたり、奈落が大きな役割を果たしている。
オペラ本公演では、オケは「オーケストラピット」いわゆる「オケピ」で演奏する。
地盤崩落で陥没した道路のように、客席の一番前あたりが大きな穴となってへこみ、奈落の中にステージが出来上がる。
オケはその真っ暗な穴の中に潜りこむのである。
穴の周囲は板で囲いをするため、本番中は、オケは聴衆の目に入らないようになっている(幕間には中を覗きに来る人が必ずいて、板囲いの上から覗かれるとまるで動物園のサルになった気分だ)。
舞台上で演奏するのと違い、オーケストラピットは狭い。
演奏者が全員入ればまさに今でいう「三密」そのものである。本番中は舞台を明るくするためピット内は真っ暗、楽譜が見えないので譜面灯のみがオケの灯りとなる。
キラキラと照明を浴びて、舞台の上で華やかに歌い踊る歌手たちと、片や真っ暗な奈落で演奏するオケ。これが世界初演の新作オペラともなれば、文字通り「板子一枚下は地獄」である。
陥没した穴の中でしかも舞台に背中を向けているので、オケからは舞台の上はほぼ見えない。どんなに美しい音楽で舞台を盛り上げても、どんなに舞台の上が気になっても、その目で直接その情景を見ることはできないというのが、オケの悲しい宿命だ。
あとで公演のDVD等を観て初めて、「なんと、上はこんなことになっていたのか!」と驚くのである。
(つづく)
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※ 続けて読まれたい方は下記リンクから。
連載 『 ブラック・ジャック回想録 』
▶ 1. ブラック・ジャック回想録 序章 (2020.06.14)
▶ 2. ブラック・ジャック回想録 第1章 立役者 (2020.06.27)
▶ 3. ブラック・ジャック回想録 第2章 アキラさんと宮川家と浜松 (2020.07.07)
▶ 4. ブラック・ジャック回想録 第3章 はましんコンサート (2020.07.16)
▶ 5. ブラック・ジャック回想録 第4章 Point of No Return (2020.07.28)
▶ 6. ブラック・ジャック回想録 第5章 奈落の底から (2020.08.19)
▶ 7. ブラック・ジャック回想録 第6章 歌合せ (2020.08.29)
▶ 8. ブラック・ジャック回想録 最終章 新たな夢へ (2020.10.15)
2020.08.12
いつも通りの夏
クラシック音楽と高校野球のファンです。
甲子園では選抜に出場予定だった32校を招いて行われる代替大会が開催中です。
優勝校を決めるのではなく勝っても負けても各校1試合のみ。大会名称も「2020高校野球交流試合」で選手達のモチベーションはどうなのか?無観客で華やかな応援も無し。果たして盛り上がるのか?開催前はそんな気持ちでいました。
でも初日から見ごたえのあるゲームばかりです。礼儀正しい挨拶から始まり、見事な配球、監督の采配、盗塁にヘッドスライディング、ファインプレー、9回裏逆転サヨナラゲーム、ゲームセットの瞬間マウンドに集まり喜ぶ選手達。
無観客であること以外、いつもの甲子園の光景と何ら変わりません。
試合途中からスタンドの選手や学校関係者など限られた応援団から手拍子が起こり始めました。球場に響いて中々の迫力。相手チームの投手が気にしてピッチングに影響してしまう程でした。
いつも通り勝つために一生懸命な姿は今年が特別な大会であることとは全く関係がなかった。
さて、甲子園の定番応援ソングの中でクラシックベースの曲は数は少ないのですがあります。
オペラ座の怪人/Royal Philharmonic – Phantom of the Opera (YouTubeより)
クシコス・ポスト/Csikós Post (Arr. P. Breiner for Orchestra) · Razumovsky Symphony Orchestra (YouTubeより)
俊足の2番バッターの時に演奏されることが多いのだとか。
浜響応援団N