長尾さんとの合わせ

2022.03.31

長尾さんとの合わせ

いよいよ演奏会まであと数日。長尾さんとの合わせ。何年も前から計画してコロナの影響で紆余曲折、夢みた長尾さんと浜響との共演がやっと現実のものに。
ベートーベンの「ロマンス」な、な、なんと美しい響き。そしてガラッとかわって、これぞ本場ハンガリー拠点にご活躍の長尾さんのモンティのチャールダーシュ!

とにかく圧倒されます!本番をお楽しみに♡(Vn R)

2022.03.20

バイオリン小品曲のご紹介

こちらでご連絡しましたように、ヴァイオリン長尾さんとの共演曲が変更となりました。
曲目のご紹介をいたします。

●ベートーベン作曲:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 第2番 ヘ長調 作品50
ベートーベンは、バイオリンとオーケストラのために2曲の「ロマンス」を作曲しています。今回取り上げるへ長調(第2番)は、ウイーンで作曲家として本格的に歩みだした20代後半(1798年)に作曲されました。甘美で美しく流れるような旋律は、恋愛的、あるいは穏やかで詩的なイメージを聴き手に与えます。
ベートーベンゆかりの街ウイーンとほど近いハンガリーに活動の拠点を置く、長尾さんと井﨑さん。
今回はどんなロマンスを浜松で聴かせてくれるのでしょうか? お楽しみください。

●モンティ作曲:チャールダッシュ
チャールダーシュ(チャルダッシュ)は、「酒場風」という意味のハンガリー音楽ジャンルのひとつで、イタリアの作曲家ヴィットーリオ・モンティにより作曲されました。19世紀にはウィーンをはじめヨーロッパ中で大流行を極め、多くのジプシー楽団もチャールダーシュをレパートリーにしていました。
本場ハンガリーの空気を肌で感じているお二人が、浜響とともにどんな音楽を聞かせてくれるか、ご期待ください。

■ヴァイオリン独奏:長尾春花

掛川市出身。東京藝術大学、同修士、博士課程修了、博士号取得。リスト音楽院ヴィオラ科修士課程修了。
日本音楽コンクール、カンポキアーロ国際音楽コンクール、フレッシュ国際ヴァイオリンコンクール等にて第1位、ロン=ティボー国際音楽コンクール、仙台国際音楽コンクール、ぺカット国際コンクール等にて入賞。静岡県文化奨励賞、上尾市栄誉賞、松方ホール音楽賞受賞。2018年、NYカーネギーホールにて、F.ヴァッキのヴァイオリン協奏曲を演奏。
アイワ不動産イメージキャラクター、掛川お茶大使、キラリあげおPR大使。2016年よりハンガリー国立歌劇場管弦楽団コンサートマスター。
2019年よりリスト音楽院にて教鞭を執る。

 

 

2021.11.28

集中練習

11月ももうすぐ終わり。
急に寒くなってきましたが、皆さまお元気ですか?

あっという間に、定期演奏会1週間前…!!そして、クリスマスコンサートまで3週間!

ということで、土日は集中練習でした。
土曜日は主にクリスマスコンサートの練習、日曜日は定期演奏会の練習を行いました。

いや〜時間が足りない…!やりながら何度も変わる当日スケジュール…(^_^;)
(コロナの影響で2か月全体練習期間が短くなった上に、練習曲は2公演分…というタイトスケジュールでがんばっています…!)

曲の背景・意図を理解して、それを音で表現するのが演奏の醍醐味ですが、今回はチャイコフスキーの“華”と“陰”、クラシックだけではない様々なジャンルの曲、強弱もpppp〜ffffまで登場!ということで、なかなか大変…。
でも、この2日間で全曲練習し、通し練習もあり、曲の感じやそれぞれの演奏会の全体像が掴めてきました。
やっと楽しめる余裕も出てきた…かな…?笑

本番まであと少し、さらにレベルアップし、皆さまに素敵な演奏をお届けできるようがんばります!

(Vn.M)

2021.11.17

異色のコラボレーション

11/10はセクション別の分奏練習でした。

金管打楽器セクションは名フィルバストロンボーン奏者の小幡先生による初レッスンでした。

くるみ割り人形と悲愴について、これまでに松岡先生から指摘された箇所の改善のコツを教えていただきました。

同じ作曲者でもくるみ割り人形と悲愴では曲の性格が全く違うので気持ちの切替えがとても大変です…

定期演奏会まで残り3週間足らず、課題は多くありますが一つずつクリアしていきたいです。

定期演奏会とクリスマスコンサートの両方で演奏予定の「くるみ割り人形」、クリスマスシーズンの定番ですね。

今年12月の浜松でも浜響の演奏以外にバレエ公演やピアノ演奏などがあるようです。

これまでに何回も世界各地で演奏されてきた作品ですが、今回の浜響のような「講談」とのコラボレーションは恐らく前例が無いのではないでしょうか?

私自身は講談を生で体験したことすら無いため、一体どのようなモノが出来上がるのか非常にワクワクドキドキしています♪

ロシアのクラシックの名曲と日本の伝統芸能が掛け合わされる珍しい機会です!迷われている方、是非お越し下さい!

(hr.O)

2021.11.10

チャイコフスキーとあの人

浜響の2021年度はチャイコフスキー大好き年です。
白鳥の湖に続き、今は悲愴とくるみわり人形
3月はロミオとジュリエットが待ってます。

興味津々なチャイコフスキーについて調べてみると、1840年生まれ。
なんとまぁ、今、日本で話題のあの人、渋沢栄一さんと同い年だそうです。
ちなみに、大好きなクロードモネとも同い年。

チャイコフスキーは日本でいうと江戸時代の終わりに生まれて、世界が激動する時代に生きてたんですね。

写真は公務員を辞めて音楽家になる決心をした23歳頃のお写真。かっこいいです。

ここから悲愴を書いて自殺?するまで30年、どんな人生だったのか、ますます興味がでてきます。

2021.11.03

カッコいいチャイコフスキー

10/31は休日集中練習でした!

チャイコフスキーの交響曲6番悲愴とくるみ割り人形、ワックスマンのカルメンファンタジーを練習しました。
どの曲も独自の世界観があってとってもとっても楽しいです。

悲愴では、3,4楽章の練習を行いました。3楽章は松岡先生曰く、「3楽章はとにかくかっこよければカッコ良いほど良い。」と仰っていました。
とにかくかっこよくというのもわかりやすいですが、かっこよく演奏するのはそれはそれで難しいですね。
一変して4楽章。深淵を覗き込むような底無しの何かが作品に色濃く詰め込まれています。
4楽章を暗いまま終わりにする交響曲はなかなかないですが、チャイコフスキーが敢えてこのように描いた意味、練習重ねて理解を深めていきたいです。

くるみ割り人形も1幕で悲愴に負けず劣らずのドラマチックな世界が広がりますね!

本日も祝日ですが、夕方から練習です!
緊急事態宣言で合奏練習ができなかった期間を頑張って練習して挽回していい演奏をお届けできるようにします!
(A)

2021.10.30

須川さんとのピアソラ

楽器を、音楽をやっている人ならその名を知らない人はいない!浜松が生んだ偉大なるサックス奏者・須川展也さんとの初合わせ!

偉大すぎる方の来団と、普段浜響が演奏しないジャンルの曲ということもあり、ドッキドキの合わせでした。

どのくらいドキドキしていたかというと…

①普段使わない粗悪リードを間違えて装着してしばらく演奏(驚)

②ブログ用に須川さんの写真を撮らせて頂く予定がすっかり忘れる…(涙涙)

須川さんのお姿を拝みたい方は12月19日(日)グランシップ大ホール・海までお越しくださいませ♪大人も子どもも楽しめる内容となっています♪♪

肝心の曲(ピアソラ)ですが、正直オケは凸凹&ギクシャクしていました(^_^;)ところが、須川さんのカッコ良く貫禄のある演奏と、松岡先生の牽引力、双方に引っ張られ、演奏する毎に浜響がシャープに進化していくではありませんか( ఠ_ఠ )これは…もしかしたら、12月には一皮も二皮もむけた浜響が見られるかもしれません!!伸び代たっぷりあります!!きっと!!

結局、クラシックでも何でも演奏で意識するべき事は同じなんだなぁ〜なんて思いながらこの日は帰宅して泥のように眠りましたとさ…(だって…ピアソラの後に悲愴も合奏したんです)

(リード使うヒト)

2021.10.21

12/5は浜松、12/19は静岡

10/20は、前半にバレエ音楽「くるみ割り人形」の練習をしました。
「くるみ割り人形」は、バレエがない場合は、抜粋された組曲版を演奏することが多いです。
しかし、今回は「ハイライト」なので、第1幕の第6曲「招待客の帰宅、そして夜」、第7曲「くるみ割り人形とねずみの王様の戦い」、第8曲「松林の踊り」など組曲以外の曲が入っていて、ストーリーが分かるようになっています。
ストーリーは田辺一邑さんが語ってくれますが、時計が12時を打つ音や、くるみ割り人形とネズミとの闘い、スリッパが命中する場面などがどこで出てくるか、じっくり聞いてみてください。
後半は12/19の「親子で楽しむ浜響クリスマスコンサート」で演奏するピアソラの曲を練習しました。
ソリストは、浜松が誇るサックス奏者、須川展也さんです。
松岡先生から「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラのような感じで…」と言われましたが、あのオケって全員若い人達ですよね…。
若さは足りませんが、大人の技術で雰囲気は醸し出せるようにしたいと思います。
アクトシティ浜松ではなく、東静岡のグランシップでの公演です。小さなお子様も入場できますので、ぜひよろしくお願いいたします。
来週は早速、須川さんが来てくださいます。緊張しますが、とっても楽しみです♪
ところで、第18回ショパン国際ピアノコンクールが終わりました。
反田恭平さんの2位、小林愛実さんの4位入賞も嬉しいですが、さらに、2016年の第11回はましんファミリーコンサートで協演したアレクサンデル・ガジェヴさんも2位入賞!おめでとうございます!

(Va.M)

第11回はましんファミリーコンサート


 

2021.10.14

弦分奏

浜響の久々練習の2回目は分奏。弦分奏のトレーナーはコントラバス奏者の加藤先生でした。
団員の熱い希望で、今回やっと初めてご指導をいただきました。
写真のコントラバスをご持参で!(なんて美しい音!もっと弾いてほしかった)
私の愛読する弦楽器専門誌でも「低音ジャーナル」というコーナーの記事を連載をされている方でもあります。
この日、ご指導いただいたチャイコフスキー「悲愴」は、アマオケ奏者、クラシック愛好家の好きな交響曲の上位にランクインする曲です。
そして、コントラバスではじまり、4楽章はコントラバスだけが残り、息絶えていく感じで曲が終わります。(ジャーン!って終わらないんです)
思い切り悲愴な気分に浸って、そして浄化された気分になります。(きっと!)
どうぞお楽しみに(Vn.R)

2021.10.10

「そろり」再開

7月25日のコンサートから、状況は日に日に悪化し、活動自粛を余儀なくされた浜響。
浜松の1日の感染者はついに100人を突破し、不安な日々が続きました。
つい1ヶ月ほど前のことなのに、ここ最近の状況とあまりにも違いすぎて、振り返ってみると不思議な気分です。
緊急事態宣言も無事に解除され、私たちも事前のオンライン説明会を経て、活動を再開することができました。

久々の全体合奏は、先生のご指導に心動かされ、だけど音に表すことができず悔しさに終わり、項垂れて帰宅・・

1ヶ月まるまる練習ができなかったので、かなりの焦りと不安がありますが、再開ができたことに感謝し、練習に励まなければいけません。
ピンチはチャンス!と信じて、感染対策を徹底して、無事に12月5日を迎えられますように!

チャイコフスキー二本立て、お楽しみに♪

M.T