2024.07.01
『第2幕』
2024.06.26
チケット入手はお早めに。
今年の夢に追いかぜコンサートは、童話がテーマということで、語りと一緒に音楽を楽しめる企画です。
語りには、SPACの俳優の加藤幸夫さん、鈴木真理子さんをお呼びしております。
台本と演出は、「題名のない音楽会」を担当されていた大石泰先生です。
眠りの森の美女も、シェエラザードも、美しい旋律がいっぱい。極上の幸せや、嵐で難破したり、場面もどんどん展開していきます。
私たちも、物語りを語るように、演奏できたらなーと思い練習する日々です。
さて、チケットですが、ありがたいことにたくさんの皆様が興味を持ってくださっているようで、残り少なくなっています。
もし、来場する予定だったよ!とか、行こうか迷ってる方おられましたら、お早めにお求めいただくのが良いかもです。
または、お近くの団員まで。
2024.05.31
『魅惑のディズニー音楽』
“浜響”千夜一夜物語
〜第8夜〜
『魅惑のディズニー音楽』
一昨日は「美女と野獣」序曲、「眠れる森の美女」の合奏でした。2つともディズニーアニメで馴染みがあるので、演奏するだけでとってもテンションが上がります。
まずは美女と野獣。ミュージカルの世界でも活躍される田尻先生のご指導はクラシック畑の私たちからするとすごく新鮮で、派手でキラキラしたアメリカのショーミュージックに近づけるように、いろんな角度からアドバイスをしていただきました。
今回の演奏会で私が特に楽しみにしているのが、「眠れる森の美女」です。幼い頃からディズニーの同名作が大好きで、ビデオ(笑)のテープが伸びそうなくらい観た記憶があります。
曲中の音楽がチャイコフスキー作曲のクラシック曲と知るのは大人になってからで、それまでずっとディズニーのオリジナルだと思っていました。
アニメの作画もステンドグラスのようですごく素敵で、楽曲の素晴らしさも相まって、ディズニー作品のなかで断トツNo. 1のお気に入りです。(ちなみに2位は不思議の国のアリス)
まだ観たことがない方は、ぜひぜひぜひご覧ください!
演奏会が何倍も楽しくなること間違いなしですよ♪
2024.05.27
『氷山の一角』
“浜響”千夜一夜物語
〜第7夜〜
『氷山の一角』
今週は田尻先生をお迎えして、シェエラザードの練習でした。
田尻先生は、曲のイメージや弾き方を適格な比喩で伝えてくださり、団員一人ひとりの進む音楽の方向を揃えてくださいます。羅針盤的な役割ですね。
さて、作曲者のリムスキーコルサコフは水兵として航海の経験があったことから、今回演奏するシェエラザードでも、様々な場面で「波」を表現したテーマが現れます。
斯く言う私(Cl 2nd)も、1楽章で波のテーマがあり、「波ってどうやって表現すればええの?(関西弁)」と考える日々です。
海水浴で海に入るとわかりますが、波が来る時って、必ずその前に海の底面が動くんですよね。
演奏も同じで、波のテーマを波っぽく聞こえさせるには、そのまま楽譜の表面をなぞるのではなく、事前にどういう身体のコントロールをして、どういう息の圧力・量にすれば波ができるか逆算して準備することが大切だと思い、試行錯誤しています。
演奏会に来られるお客様は、水面上を見て、波に聞こえるか?波をイメージできるか?を判断されるわけですが、オーケストラのプレイヤーは、水面下の状況を理解して創り出す(演奏する)ことで、水面上の波を曲の進行に合わせて必然的に発生させるという役割を担っていると、シェラザードを通して改めて気付かされます。
「氷山の一角」という言葉があります。
物事全体のうち、目に見えているのはほんの一部分であることを表す言葉ですが、音楽も同じなのかもしれません。
2024.05.18
『ロードリームからハイドリームへ』
“浜響”千夜一夜物語
〜第6夜〜
『ロードリームからハイドリームへ』
今週は金管分奏でした。
発音感や音色感のベクトルをセクションで共有できるようになり、とても有意義な時間でした。
トロンボーンはどうしても待ち時間が長いので、その間にいろいろと頭の中をぐるぐるとするものです。
最近の脳内のブームはロードリームからハイドリームへ意識変換することです。
浜響でどんな音作りができたら理想か考え始めると、気づいたら、あのシーンで弦とブレンドできないとナンセンスだよな、とかこのクライマックスは金管の音圧がリードするところだけど、ピッチ崩壊しそうだなぁ、とかどうもロードリーム側に触れがちです。
しかし、その裏返しとしてポジティブなマインドもあることに気づきます。その場その場で動的に互いのニュアンスを織り込めていければ、自然と浜響の音色は見えてくるんじゃないか…。ハイドリームはこころの中に絶対あるはずなのですが、なかなか言語化自体が難しいところでもあります。時間がかかります。
綺麗事のようですが、やはり演奏する中で無意識に歩み寄れていけるオケになれば、毎週の合奏の楽しさは何十倍、何百倍にもなると信じて…、
今日もリップスラーに励みます。
(Posaune上吹き)
2024.05.10
『シェエラザードいろいろ』
“浜響”千夜一夜物語
〜第5夜〜
『シェエラザードいろいろ』
5月8日の練習は分奏で、弦楽器・木管に分かれ、金管はパート練習でした。
弦楽器は、「シェラザード」の2楽章 → 4楽章 → 3楽章冒頭を練習しました。
同じ音形のパートで弾いて、タイミングを合わせたり、
本番指揮者のテンポを確認したり、
三連符の認識を揃えたり、
各パートの役割がよく分かり、来週のパート練習に向けての課題も浮き上がってきました。
ところで、
この曲は、フィギュアスケートでもよく使用されており、
伊藤みどり(日本)1990年 世界選手権 銀メダル
ミシェル・クワン(アメリカ)2002年 ソルトレイクシティオリンピック 銅メダル・世界選手権 銀メダル
安藤美姫(日本)2007年 世界選手権 金メダル
キム・ヨナ(韓国)2009年 世界選手権 金メダル
エヴァン・ライサチェク(アメリカ)2010年 バンクーバーオリンピック 金メダル
など輝かしい成績を残しています。
個人的には、ファンだったライサチェクの演技を録画で何回も見て、金メダルの喜びに浸った事が懐かしいです。同時に「いつか演奏したい!」と思ったことも、いま思い出しました。
そして、
なんとバレエ版もあります!
実際には全1幕で約30分ですが、短い動画をご紹介します。
(このバレエ団の公式Youtubeです)
バレエ版は、シェエラザードが物語を話すきっかけになった事件を題材にしたものなので、主役の女性の名前はゾベイダで、「お話」もしていません。
トゥシューズをはいて踊るバレエと比べて、派手なパフォーマンスは少なめですが、その分、エキゾチックな雰囲気と情熱的な踊りに魅了されます。
今回のコンサートは、ナレーション付きなので、音楽と物語の世界観がみなさまの脳裏に浮かぶような演奏ができたらと思います。
(Va M)
2024.04.30
『我々の役割は?』
“浜響”千夜一夜物語
〜第4夜〜
『我々の役割は?』
こんにちは!
4月も終わりに近づき、初夏の足音が聞こえる、一年で最も過ごしやすい季節ですね。
4月24日(水)は夢に追いかぜコンサートの前半2曲の合奏が行われました。
ご指導は本演奏会の指揮者、田尻先生。的確なご指示と楽しいお話で有意義な合奏をしてくださいます。
今回は全ての曲に語りが入るのですが、「眠れる森の美女」の時に先生が「台本の中で我々の音の役割は何かを考え、それをお客様に届ける」という事を話してくださいました。
今回取り上げる曲のベースになっているのは世界中で世代を超えて親しまれている物語。
素敵なお話は時が経っても色あせることなく、人々を楽しませてくれます。
それを音で表現し、お客様と共有できることは本当に素晴らしいことだと思います。
まだまだ練習が必要ですが(汗)、物語の様々な場面が浮かぶような演奏ができるよう、頑張ります!
2024.04.21
『マエストロの登場』
“浜響”千夜一夜物語
〜第3夜〜
『マエストロの登場』
ついにマエストロが登場です!
写真の気さくなポーズをとっているこのお方こそが、今回の夢に追いかぜコンサートの指揮者、田尻真高先生です!!
浜響のお客様からすると、初めて見かけるお顔だと思いますが、浜響団員的には合奏練習で、たびたびお世話になっているお方なのです!!浜響のことをよく分かっている田尻先生が、浜響をどう料理してくださるか…我々も美味しい食材になれるように頑張ります🎵
そして、初の田尻マエストロ×浜響の演奏会を楽しみたいと思います✨お客様にも楽しんで頂けるように演奏だけでなく演出面も色々計画中です。そのお話はまた今度…
2024.04.11
『みなさんと一緒に夢の国へ』
“浜響”千夜一夜物語
〜第二夜〜
『みなさんと一緒に夢の国へ』
こんにちは!
先週に引き続き、7/21 開催の、第18回浜松いわた信用金庫「夢に追いかぜコンサートin浜松」の練習を行いました。
今週は「美女と野獣」序曲と「眠れる森の美女」の練習です。どちらも夢の国でお馴染みの曲ですよね。
(最近、夢の国に行けてなく、そろそろ行きたいと思っています。笑)
「美女と野獣」は私が好きなアニメの一つです。ストーリーの内容もさる事ながら、アラン・メンケンが作曲した音楽の数々がとてもお気に入りです。
どちらの曲も演奏していてあらゆる場面が登場し、とても楽しいです。目の前に映像があるかのような演奏ができるよう、練習に励んでいきます。みなさん、一緒に夢の国へ行きましょう!
物語はまだまだ序盤。これからどんな物語が展開されていくのかお楽しみください。
P.S.
美女と野獣といえば、やっぱりバラ。
大切な人にバラを贈りたいものです。
あっ、そろそろ母の日が近い!
今年はバラでもあげようかな。
(コントラファゴットデビューする木管の人)
2024.04.07
『シェエラザード始めました 〜出航、難破そして沈没〜』
“浜響”千夜一夜物語
〜第一夜〜
『シェエラザード始めました 〜出航、難破そして沈没〜』
サラーム!(こんにちは!)
7/21開催の、第18回浜松いわた信用金庫「夢に追いかぜコンサートin浜松」に向けての練習が始まりました。
初回はメインのシェエラザードの団員合奏!さぁ、物語のはじまりはじまりです!!
“この曲やったことある”団員も多いのですが、昔取った杵柄だけではやはり航海は難しく、“ゴーイング浜響号”みごとに沈没しました(笑)まだまだ、これからです!リムスキー・コルサコフの抒情的な音楽の良さが表現できるように取り組んでいきたいと思います。
今回はオーケストラの演奏に語りが付きます♪そのお話しはもうちょっと先で…