イメージするってどんな感じですか?

2015.12.03

イメージするってどんな感じですか?

今日(12/3)は週末と次週にソリスト合わせ控えた大事な練習です。

代奏は前回同様、堀田さん(Pf)と森内さん(Vn)。

個人的には協奏曲の伴奏は大好きで毎回楽しみにしています。

今回は2曲ということで私にとってはスペシャル感のある演奏会なのですが。

松岡先生は前回、次は通したい、とおっしゃっていたのですが、次々に気になる箇所
が。

何度も止めて、強弱、音符の長さ、音質、フレーズ感、イメージ等々、ご指導されま
す。

先生が代奏者に「止めてばかりですみません」と謝る場面も(笑)

今回も曲への取り組みの詰めの甘さが表れてしまい、ただただ反省。

イメージなしで譜面だけ追って弾いていたら間違えなく止められますから。

イメージは本当に大事。

そのイメージ力がどうも自分には足りていないな、と感じます。

出来ている団員ももちろんいます。

その差は何なのでしょうか???

N.U

2015.11.29

楽しみと反省と

11月25日は松岡先生の御指導によるヴァイオリン協奏曲の練習。独奏ヴァイオリンの代奏付きの贅沢な合奏でした。

このベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、独奏ヴァイオリンの華麗な旋律や技巧が聴きどころではありますが、オーケストラにも緻密なアンサンブルが求められる難しい曲です。譜面上は同じ音、同じ長さ、動きでも場面ごとに求められる雰囲気や色が違う事を今更ながら痛感(汗)。まだまだ曲への取り組みが甘いのだと反省してしまいました(毎回だったりして)。

ところで今回代奏していただいたMさんは学生さんとの事ですが、とても堂々とした弾きぶりときれいな音色で思わず聴き入ってしまいました。きっと今後、ますます腕に磨きをかけて素晴らしい演奏をしていくのだろうな~と少しうらやましくなりました。彼女の今後の活躍に乞う御期待!!

クラリネットT・H20151118-095750.jpg

2015.11.21

がぱっ!

2015-11-21T113A383A07-118日はピアノコンチェルトの練習で、

代奏の堀田さんがいらしてくださいました!

やはり、ピアノが入るだけで、
曲の華やかさも変わりますし、
オーケストラの練習だけでは、
感じ取れない間合いや雰囲気なども分かるのでいいですね!

今回の写真は、私が行ったときに、ピアノの調律をしていて、
鍵盤を「がばっ」っとはずしていたので、写真を撮ってみました。
(私の所属する楽器は、結構忙しいのでなかなか練習中の写真は撮れません(-A-。)

さてさて。
話は変わりますが。。。

みなさんは、「アウフタクト」という音楽用語をご存知ですか??
今回の演奏会のキーワードです。

アウフタクトとは。。。

西洋音楽にあっては、拍は、強拍のあとにひとつまたは複数の弱拍が後に置かれ、それを組み合わせて拍のまとまりと考える。

拍のまとまりの中で中心となるものが小節であり、その組み合わせが拍子である。
したがって、音楽のまとまりも強拍から弱拍に流れる。
しかしながら、強拍の前に準備的な拍(または拍の一部)が置かれる場合がある。これがアウフタクトである。
(Wikipedia より引用)

「うーん」。。。
言葉で書かれただけでは、イマイチ「ぴん」とこないと思いますので、
是非、アウフタクトを感じに、12月13日の浜響定期演奏会に
足をお運びくださいませ!

その頃には、アウフタクトもしっかり身について、
「熱〜い」ベートーヴェンをお聴き頂けると思います(*’ω’*)

ではでは、3連休が始まりましたので!
練習に励もうかなぁ、、、なんてね!

vn カータン改め、ぴったの飼い主。。。

2015.11.18

刻み命

ベートーヴェンの曲は、メロディーとベースの間の内声と言われる部分が音を刻んで演奏するところが多くあり、特にセカンドヴァイオリンとビオラが担当となっています。おまんじゅうで例えると、中のあんこのようなものです。とても重要なものです。
私はセンカンドヴァイオリンですので、本日の練習曲コリオランでもたくさん刻みました。腕がクタクタになるくらい。それでもまだ足りず、指揮者から「刻みが鳴っていないとベートーヴェンではない!」と喝が飛びます。
必死で演奏をしていると、激しい刻みに心臓の鼓動が一致するように感じました。コリオランの刻みはドキドキ×100 緊迫感の連続です。

本番では私達の刻みが会場の皆さまの鼓動を揺さぶります!
(心拍数、血圧が上昇しますのでご注意ください。)

Y.H.

20151118-095344.jpg

2015.11.10

分奏Day

20151110_blog分奏Dayで、弦・木管+Horn・Trumpet のパートに別れて練習です。

来週からは松岡先生の合奏練習ですので、その前に分奏で細かいところをしっかり合わせておきましょう、ということで私は木管+Hornパートで基本的な音程とリズムの合わせをしました。
きっちり合わせる為には、どのパートがどのように演奏しているスコアをしっかり読んで理解しておかないといけないですね。

来週からは松岡先生の練習で先生がどのようにベートーベンの音楽を作っていかれるのか今から楽しみです。

Corno-K20151110_blog2

2015.11.02

松岡先生初合奏。

20151029_tutti

第79回定期の練習。
今日から本番指揮者を迎えて、本格的に練習スタートです。
指揮者の松岡先生とは一年数ヶ月ぶりの再会。少し痩せた?

今回の定期は少しばかり変則的で、序曲と協奏曲2曲(ヴァイオリンとピアノ)という構成になってます。
今日はその内の序曲とピアノ協奏曲の練習。
普段ですと、メインとなる交響曲の練習が主となり、当然練習の初日は交響曲からとなるのですが…
いつもの練習では、練習時間のうち(こんなこと言ってはいけないのですがモチベーションとしても…)多分80%ほどがメインの練習、残りで序曲と協奏曲を、という感じなので、この構成で果たして満足できる練習が続けられるのか、かなり不安ではありました。

ところがそこはやはり松岡先生。
最初の第一音から妥協なく必要な音を要求してきてくれます。
速さ、強さ、長さ、アウフタクト、拍子感、気持ちの有り様、そしてもちろんアンサンブルにいたるまで、必要なこと次から次へと伝えてくれます。
もちろん要求されることに応えられるかどうか、そのプレッシャーも感じるのですが、それよりもやはり、これが音楽を奏でることなんだってこと、そのレベルで音楽ができるんだということ、そんなゾクゾクした気持ちで、これから約2か月、楽しく過ごせそうです。
(オーボエ M)

2015.10.07

ヴィオラの花咲く頃

IMG_2722

ヴィオラはヴァイオリンより一回り大きくて、主には和声の中音域やリズムを担当することが多い楽器です。
ヴィオラ(Viola)というと同じ名前のすみれ科の花がありますが、その花言葉には「誠実」「信頼」「忠実」といった言葉が並びます。私たちもこの花言葉のように、音楽に「誠実」に向き合い、仲間を「信頼」し、楽譜に「忠実」な演奏を目指したいものです。
ちなみに「少女の恋」もヴィオラの花言葉ですが、「少女の恋」のような演奏はどうしたらいいかわかりません。

2015.09.26

木管セクション

20151014_木管セクション

オーケストラは、弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器で構成されています。
弦楽器は、弦を弓でこするか、もしくは指で弦をはじくという方法で音を出します。金管楽器はマウスピースとよばれる金属でできたお椀のような形をしたものに口を当て、唇を震わせて音を出します。弦楽器も金管楽器も、セクションの中では音を出すやり方が共通しているので、楽器の大きさなどの違いはありますが、音を合わせやすいのが長所で、アンサンブル(合奏のこと)にも適しています。
そして、木管セクションは、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットの4種の楽器で構成されているのですが、この4種はそれぞれ音の出し方が異なっています。フルートは、穴に息を吹き入れて、クラリネットは一枚のリードを震わせて、オーボエとファゴットは2枚のリードを震わせて音を出します。音の出し方が違うので、音色にもかなり違いがあります。
となると、当然音を重ねていくアンサンブルがより難しくなるわけですが、オーケストラで演奏される曲のほとんどで、木管のアンサンブルが登場します。音色が違うものですから、きれいに合っているように聞かせるためには、音程のみならず、なるべく音色を近づけたり、響きを豊かにしたり、音量をコントロールしたりと、瞬間瞬間でその時必要なたくさんの作業を行わなければなりません。この時に必要なことは、「正しいこと」ではありません。正しい音程、正しい音量、正しい音色(そんなものがあればですが)ができたとしても、それだけでは合ったようには聞こえないのです。
音楽というのは本当に不思議なもので、アンサンブルを聞いているとその人たちの気持ちのありようが伝わってくることがよくあります。メンバー一人一人がそれぞれ正確さを求めることに熱中するあまり、まったく気持ちが通じていなように聞こえることもよくあるのです。それぞれ性格の違う音が一つのハーモニーとして聞こえるためには、お互いがよく聴き合い、思いやりをもって音を出さなければなりません。
浜響の木管メンバーはかなりベテランが多く、最長は創立から40年近く在籍しているメンバーがいるほどで、50回以上は演奏会をこなしてきたメンバーが半数以上を占めています。その間ずっと心を合わせて音を奏でてきたとは言えませんが、やはりこれだけの回数を一緒にこなしてきた仲間同士、それぞれの個性も把握しており、それなりに一人一人が思いやりをもって音を出すことに心を傾けるようになってきました。
そう、われわれ浜響木管セクションの強みはこの心のありようにあるのです。
もちろん、それぞれが加齢に負けず精進をすることがますます必要になってきますが、多分日本で一番一緒に演奏を経験してきた(大げさな!)このメンバーだからこそお聞かせできるハーモニーを、これからもずっとお届けしたいと思っています。

2015.09.26

コントラバス パート

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「コントラバス? どうしてこの楽器を始めたの?」と、よく聞かれます。
たしかにヴァイオリンとかヴィオラ、チェロといった華やかな弦楽器に比べたら、あまり目立たずに地味な存在かもしれません。
持ち運びも不便だし。。

でも、実はコントラバスにはそんなことを振りはらう魅力があるんです!
オーケストラや室内楽の中で、自分たちの奏でる音が縁の下から支えている喜びを感じたとき、もうこの楽器から離れることができなくなるのです!

そんな魅力に取り憑かれたメンバーたち。
コントラバスは現在10名のメンバーがおります。
学生から社会人まで、学業や仕事の傍ら、練習の日には皆わらわらと集まり、美しいハーモニー作りの目標に向かって、いつも一つになっています。

オーケストラを低音部から支える私たちの音を、ぜひコンサート会場で聴いてくださいね!