【xxホルン】

2025.03.28

【xxホルン】

世の中に「ホルン」と名の付く楽器はどれだけあるのでしょうか?
オーケストラで馴染み深いフレンチホルンとイングリッシュホルンの他にも、フリューゲルホルン・ポストホルン・アルトホルン・バリトンホルン・バセットホルン・アルプホルン等々…
なぜこんなに多くの「~ホルン」が存在するのでしょう?
その答えは「horn(ホルン)」が「角笛」を意味する言葉だから!つまり管楽器は全てホルンの仲間なんです!!(暴論失礼しました🙇‍♂️)

2025.03.27

【特殊奏法??】

回演奏する「シンフォニア・タプカーラ」では、トランペットとホルンに「フラッターツンゲ(Flatterzunge)」という特殊奏法が出てきます。
これは、「巻き舌」をしながら音を出すもので、傍から聞くとまるで超スピードでタンギングをしているかのようです。レア奏法なので稀に出てくるとテンションが上がります😍

2025.03.27

大地や故郷の調べ

秋から冬にかけて、チェコの草 原の風に吹かれていた波小僧は 今、ルーマニアの大地にいた…いや、そんな訳はない今日はパート練習場所は三方原…日本じゃん。

「ルーマニア民族舞曲」は、その名の通り、ルーマニアのいわば民謡。7つの曲にはそれぞれ「~踊り」という題がついています。たとえば1曲目はJocul cu bâtă。訳すと「棒踊り」。bâtăって単語から、何となく想像できるけど、どうやって棒を持って踊るの?2曲目はPe loc?何?3曲めは?イメージが共有できなければ踊れないではないですかコミュニケーションの場であるパート練習ですから、みんなであれやこれやと話し合い。やっぱりこういう練習は、合奏とはまた一味違って楽しいや。
今回のプログラムは、大地の調べと言うべき、民族的な要素がたっぷり。ちなみに、私のブログネームは、遠州灘に伝わる波小僧と海鳴りの言い伝えから拝借しています。世界中のどんな所にも、その土地ならではの伝説や調べがあるんですね。

☆ パートトップ御愛用のこちらの鉛筆仕事でベルギーに行った時に買ったそうです。初めて見た時のインパクトはすごかった(笑)今日のパート練習でも大活躍のビッグ鉛筆でした。

2025.03.26

【悪い顔選手権】

呼んでも来ないくせに、楽譜を広げた途端この有り様。
ちょっと〜練習できないよぉ〜(デレデレ)

2025.03.25

【エンタメの真髄】

某アイドルのオーディション番組にどハマりし、夢中で見ていました。(毎話ティッシュ必須)
土俵は違えど、楽器の演奏にも通じるポイントがたくさん。
上手にやろうとするな、人の心を動かすためにはどんなアプローチをすればいいのか・・
個性は最大の武器・・
番組をきっかけに演奏や普段の生活に対する姿勢が変わった気がします!
人の人生を変えてしまうこともあるエンタメの影響力。ずっと追求していけたらいいです。

2025.03.24

【リード楽器は辛いよ】ファゴット編

ミイラ?のようですが、製作途中のファゴットリードです。
割れないように糸でぐるぐる巻きに固定して、ワイヤーを使って成形していきます。
普段は時間がないため、お休みを使ってせっせと生産。大きいので特に削りの作業が大変ですが、好きな音楽を聴きながら無心で削ります。
春だからピンクで糸巻き♪と、無理矢理モチベーションを上げながら・・

2025.03.23

【楽器の豆知識:弦楽器編②】

弦楽器は、弦を弓で擦って音を出す楽器です。
弦の振動が駒→表板→バスバー・魂柱→裏板と伝って、中の空洞が共鳴して音が鳴ります。駒も魂柱も立っているだけで、くっついてはいません。
(そのため、まれに倒れることがありますが、そうなったら大変…!)

画像は「疑問氷解 Vol.6(毎日小学生新聞)」より

2025.03.23

ジャクリーヌ・デュ・プレ

今日は、チェロの島宗さんを迎えて初めてのドヴォルザークチェロ協奏曲のtutti練習だった。
凛とした演奏の中に、島宗さんのこの曲に対する想いを感じとれる場面がいくつもあり、私自身も含めオケのメンバーは刺激を受けたのではないかと思う。
練習後は指揮の冨平先生と有志メンバーで食事会を開催し、オペラや指揮活動についてのお話しを伺うことができた。

さて、皆さんは、世界的チェリストといえば誰を思い浮かべるだろう?
カザルス、ロストロポーヴィッチ、ヨーヨー・マ、日本人だと堤剛・宮田大など挙げれば枚挙にいとまがないが、その中の1人、ジャクリーヌ・デュ・プレというチェリストをご存知だろうか?
彼女は、イギリス出身で、若くしてその才能を世界に認められたチェリストであるが、20代後半に多発性硬化症を発症し演奏活動を引退、42歳でこの世を去った。
今回演奏するドヴォルザークのチェロ協奏曲も、デュ・プレの演奏は録音や録画で現在も残っており鑑賞することができる。技術は勿論、音楽の繊細さ、表現のダイナミックさなど、卓越した才能を感じるだろう。

デュ・プレの死後、彼女の物語が「風のジャクリーヌ」という名前で出版された。
この本は、幼少期の話から、チェリストとして世界的名声を得た後、病気になり亡くなるまでのデュ・プレの人生について、姉ヒラリーと弟ピアスの回想で綴られる。
その中には、ピアニストで指揮者のバレンボイムとの結婚生活や、デュ・プレが使用した銘器ストラディヴァリウス「ダヴィドフ」についての話、ロストロポーヴィッチのレッスンについてなど、クラシック音楽好きにとって、非常に興味深い内容となっている。また、デュ・プレの家族への手紙や会話などの内容も克明に描かれており、彼女の性格や雰囲気についても推しはかることができる。
現在、この本は絶版となっており、図書館で借りるか中古で購入するしか入手する術はないが、機会があれば是非一度読んでみてほしい。

P.S.デュ・プレの師であるトルトゥリエが、マスタークラスでドヴォルザークのチェロ協奏曲を教えている動画がYouTubeに上がっていた。曲の解釈に加え、デュ・プレについての話も少し取り上げられていたので、時間があれば合わせて見ていただきたい。

(cl.f)

2025.03.22

【楽器の豆知識:弦楽器編①】

ネックと呼ばれる部分の裏側。
昔、ヴァイオリンを買った知人に「塗り忘れだと思ってお店の人に聞いちゃった」と言われたことがあります。気にしたことなかったけれど、言われてみれば確かにそう思うかも…(^_^;)
演奏時に左手親指で擦られるため、他の部分と同じようにきれいな色をつけても剥げてしまいます。そのため、質の違う透明または半透明のニスが塗ってある(中には塗られていないものもある)そうです。滑り止めの役割もあるとか。
ヴァイオリンだけでなく、ヴィオラ、チェロ、コントラバスも同様です。

2025.03.20

ドヴォルザーク チェロ協奏曲の思い出

昨日は冨平先生がいらして、ルーマニア民俗舞曲とドヴォルザークチェロ協奏曲の練習でした。

今回のプログラムは(いい意味で)田舎臭い感じのプログラムがずらりと並び、真面目になりすぎずに弾けるのが楽しいです。

そんな中でもドヴォルザークのチェロ協奏曲は、あまりにも有名ですが、記憶にある限り、オーケストラに興味を持ち始めて初めて見に行ったプロオケのプログラムに含まれていました。
バイオリンを習っていたものの、オーケストラの鑑賞ルールはあまり知っておらず。
1楽章が終わったあとに思わず拍手をして、ちょっと恥ずかしい思いをしたのは今でもいい思い出です。

今週末は集中練習があり、初めてのソロ合わせ。
これまで冨平先生が歌ってくださっていたソロパートをチェロの音色がどのように響き渡るのかがとても楽しみです!
今回のソリストの島宗さんがソリストオーディションを受けてくださったときに、
私が島宗さんの会場内案内係だったこともあり、勝手に親近感を持っていたりします笑

今日は祝日でもあるので久しぶりに個人練習の時間がまとまって取れそうです。
本番まで1カ月を切りました!会場でお会いしましょう!


注釈「画像:AI生成」

Vn. S.H