夢に追いかぜコンサート・語りご紹介

2021.07.15

夢に追いかぜコンサート・語りご紹介

今回は、「白鳥の湖」の演奏に合わせて「語り」をして下さる、俳優の武石守正さんをご紹介させていただきます。

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2003年よりSPAC-静岡県舞台芸術センターに所属。主な出演作に『ハムレット』『ペール・ギュント』『グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~』『アンティゴネ』(演出:宮城聰)、『ROMEO&JULIETS』(演出振付;金森穣)、『変身』(演出:小野寺修二)、『ロミオとジュリエット』(演出:オマール・ポラス)等がある。
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まもなく本番を迎えるこの日、武石さんと共に合わせの練習を行いました。

「夢に追いかぜコンサート in浜松」では小さなお客様もたくさん来場されます。
白鳥の湖のストーリーを、今回、初めて聞く子もいるかもしれません。

「この曲はどんな場面なのかな?」

武石さんの語りとオーケストラの演奏で、子どもたちの心に美しい情景が浮かぶよう、ますます練習を頑張ります。

(Vn.S)

2021.07.13

「夢追いコンサート」集中練習

7月11日、石川先生をお迎えしての集中練習でした。
場所はアクトの大ホール。
本番は中ホールなので、だいぶ響きが違います。
その微調整はまた中ホールの練習のときに、ということで。

午前中から夕方にかけて、6時間近くの練習。
最初と最後にマーラーの「アダージェット」を練習しましたが、終わる頃には、まさに「morendo」(死に絶えるように)でした……。

(Vn.S)

2021.07.09

集中練習直前の弦分奏

7月7日の夜は分奏でした。
わたしたち弦楽器は管楽器のように1人1パートではないので、全員のタイミングや音程をきっちり合わせる必要があります。
団員トレーナーY氏から、「自分の中で確かなリズムを持って」「出るのが怖い所だけど、音が貧弱に聞こえるから勇気をもって出よう」など、様々にアドバイスが。
日曜日に集中練習を控え、弦楽器パートとして合わせるべき場所をさらいました。

(Vn.S)

2021.07.02

アクト中ホールでの指揮者練習

6月30日。
久しぶりの、石川先生との合奏でした。
練習が中断された5月以降、先生との合奏を思い出しながら「この場所は〇〇だったよね」「ここは〇〇と指示されたよね」とパート内で確認しあってきました。
ですが、目の前にいらっしゃる先生の指揮棒から放たれる音楽の表現を、いかに早く正確に解釈し、音として返すか。
この楽しさは格別ですね(まだ楽譜を覚えきっていないので、先生を見すぎて間違えちゃうのですが)。

久しぶりにオーケストラの合奏に包まれて、楽しいひとときでした。

「今日指摘されたことは、忘れずにね」。
復習も頑張ります!

(Vn.S)

2021.06.24

「夢追い」コンサートの練習、再開!

7月25日(日)夢に追いかぜコンサートin浜松まで、あと一カ月。
浜響の練習が再開されました!

この日は、弦分奏。
お休みの間に、練習方法の提案や指示が多数あり、それを踏まえての練習です。
団員の個人練の成果や、いかに?

団内トレーナーからは「私のテンポと石川先生のテンポとは違うかもしれません、が、楽譜は共通項です!楽譜に書いてあることをまず、やりましょう」の檄が。
がんばります!!

来週は、石川先生の指揮による全体練習の再開です。
しっかり仕上げて臨みたいです。

(Vn.S)

2021.06.19

夢に追いかぜコンサート・指揮者紹介

今日は、「夢に追いかぜコンサートin浜松」の指揮者、石川征太郎さんのご紹介をさせていただきます。

東京藝術大学音楽学部指揮科、ロベルト・シューマン音楽大学デュッセルドルフ指揮科卒業。
藝大卒業時にアカンサス音楽賞受賞。2011、2012年度ロームミュージックファンデーション奨学生。
2015年国際リヒャルト・ワーグナー協会奨学生。2016年第1回フェリックス・メンデルスゾーン国際指揮者コンクール第 2 位受賞。
レパートリーはバロックから現代音楽まで幅広く、国内外で新作初演も積極的に行なっている。
2016年サントリー芸術財団サマーフェスティバル国際作曲家委嘱シリーズ<カイヤ・サーリアホ>に出演。2018年にはハンブルク州立歌劇場にてペーター・ルジツカのオペラ「ベンヤミン」の副指揮を務め、世界初演の成功に貢献するなど内外で幅広く活躍している。ジャパンアーツ所属。

なお、石川先生は2021年5月よりお名前を「星太郎」から「征太郎」に改名されました。
Twitterで「中国の老師よりお名前をいただき改名」と更新された時には、かなりビックリしました!

そして、石川先生は浜響のMコンマスと同級生とのこと……すごい偶然ですよね。
そのあたりのお話も、また、お伺いできればと。
強力なタッグを組んだ指揮者・コンマスからの流れを、私たち団員もしっかり汲み取って、音楽にしていきたいです。

(Vn.S)

2021.06.13

夢に追いかぜコンサート・ソリスト紹介

今日は、「夢に追いかぜコンサートin浜松」にてヴァイオリンのソリスト・ナビゲーターとしてご登場いただく、奥村愛さんのご紹介をさせていただきます。

7歳までアムステルダムに在住。
桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースで学ぶ。
第68回日本音楽コンクール第2位など受賞多数。02年、『愛のあいさつ』でCDデビューを飾り、一躍楽壇の注目を集める。以来Avex Classicsより数々のCDをリリース。

リサイタル活動の傍ら「キッズのためのはじめての音楽会」をプロデュース。テレビやラジオへの出演も多い。
桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。佐藤製薬「エクセルーラ」イメージキャラクター。
使用楽器は1738年イタリア製カミリア・カミリー。

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奥村愛さんのヴァイオリンは、1738年から現在まで受け継がれている楽器。
年代を調べてみたところ、「トッカータとフーガ」「G線上のアリア」などを作曲した、あのバッハが生きていた時代なんですね。
どんな音色なのでしょう? 早く聴いてみたいです!

(Vn.S)

2021.06.07

zoomでオンライン会議

先日、練習が行われるはずの水曜日に浜響オンライン会議がありました。

浜響では、このコロナ禍で、総会や各種会議などをオンライン化。
会議で使われるアプリ・zoomへの接続は、皆、慣れたものです。

現状や今後の報告、そして、プレゼン資料を使った研修がありました。
研修というか勉強会でしょうか。
オーケストラとして音楽を作っていくためのステップを、かなりかみ砕いての内容。
「こうありたい」の頂上は高くても、道筋が示されていれば、いつか辿り着けるのかも。
そんな風に思いました。

終了後はパート別に分かれての懇親会。久しぶりに皆さんの声を聴けました。
ただ、いつも、映像はオフにしちゃう私です……。
夜は疲れ切った顔をしているのか、オフにする人が多い気がします(笑)

2021.05.27

メトロノームは友達

ひきつづき、練習の休止に伴い個人練習が続く浜響メンバーです。

団員指導の担当Y氏から個人練習ポイントが送信されてきました。
大変に細かい内容で、読み込むだけでも時間がかかるボリューム。
まとめるのには、もっと時間がかかったことでしょう。
感謝です。

伝えたいことの一つは、「どの曲でも自分の身体にカウント感を持って、そのためにメトロノームを使って練習をしましょう」ではないかと。

かねてより「自宅では、とにかくメト(メトロノーム)を有効に使って練習を」と弦分奏の際に伝えられています。

人のテンポ感というのは実に適当なもので、指揮者の前であっても、数の暴力で遅くしたり速くしたりと揺れてしまい、演奏をストップされることも。
一定のテンポで演奏するべき所なのに、徐々に遅くなる・速くなるのには、色々理由があるはずです。

・気分がのってきた
・聞きなれた音源がそのテンポだった
・自分の中のカウントができていない

これらも大いにあるあると思いますが、個人的には、「難しい所は早く抜けたいから速くなる」も反省点を含めてありそうかなぁと。
難しいから遅くなるわけではなく、速くなるというのがポイント。
「自分の首をしめる」とよく言われる現象ですね。

しかし、これもメトロノームを置いて練習すると、早く沼から抜け出ることができます。
カウント感も身に付いて、いいことずくめ。
改めて基本に立ち返りつつ、メトロノームを近くに置いて個人練習に勤しみます。

(Vn.S)

2021.05.19

個人練習の期間に、準備しておくべきこと。

5月14日、静岡県の新型コロナウイルス警戒レベルが4から5に上がったことで、浜松交響楽団の感染対策上、今後2週間・5月中の練習が「練習中止」の判断となりました。

本来ならば、5月19日水曜日が「夢に追いかぜコンサート」石川先生の2回目の練習日。
前回やらなかったチャルダッシュ、愛の挨拶、ツィガーヌが含まれていたので、とても残念です。

ヴァイオリニスト奥村愛さんと共演する、この3曲。
特にツィガーヌは……楽譜に速度変化の指示が多数書かれていますし、4/4も2/4も、そして1/4もあり(つまり4分音符1拍で次の小節!)なかなかにトリッキーです。

こういう曲は、全体練習では「アワワ」と思っているうちにどんどん先へと進んでしまいます。
そのため、個人練習での事前準備がとても大事です。
弦分奏の練習で指導をしてくれている団員から、以下のようなメールが来ていました。

「まずは楽譜に書いてあることを書いてあるとおりに弾く準備をしてくること」
「曲を覚えるのではなく楽譜を覚えよう」

確かに、耳覚えのある曲ほど楽譜を読み込まないという傾向は、あるのかも。
この2週間の間に楽譜を覚えて、トリッキーな部分でもすぐに反応できるよう、練習を重ねていきたいです。

(Vn.S)