
本日の井﨑先生tuttiより、最後列左端からの眺め。
今回のプログラム、オーケストラにはとても珍しく この楽器が2本登場します。演奏者は、なんと2人とも正団員(普通のオケでは、大抵1人はエキストラ)。
せっかく毎回の練習に2本揃うのだからと、ピッチと音色を合わせることに拘り始めたら、なんだか時間はいくらあっても足りません(@_@;)
他パートとのバランスを見ながら、合奏中にも ブレスの位置や運指をそれぞれ試行錯誤してみたり。
ただ今日は、そこに気が行き過ぎて予備拍が疎かになると、もしかして演奏が「ぬるく」なってしまう?と、少しドキリ。
曲中、先生に「せーの!」と気合いを入れていただくと、とても合う。「ぬるく」ならない。
実はこの「ぬるさ」、先週の分奏でも とても苦戦したワードで。
「せーの!」の掛け声を、毎回 吹き始める前に確実に脳内再生できたら、ぬるま湯 脱却できるかなぁ。。
そのためにも、やっぱり譜面は覚えてしまわなければと、反復練習の大切さを思うのでした。
(TuAC)
バイオリンを大きくした楽器、足で挟んで弾く楽器、と筆者が大学時代は説明を要していた楽器「チェロ」も、昨今はかなり認知度が高くなってきてうれしい限りです(低かったのは私の周りだけかもしれません)。
そんな「チェロ」は、音域が人の声に一番近い楽器といわれ、オケではよく、「ここぞ!」というところでメロディがやってきます。うっとり系だったり、禍々しい系だったり…。基本、オケでは低音楽器の悲哀に甘んじつつ、この「ここぞ!」のために命を懸けているのはどんな人たちなのか…。
筆者の大学時代は、先輩からチ「エロ」パートと飲み会ではからかわれ、部内の変態パートランキングに上位に食い込むなど、チェロパート=酒豪・変態の集まり、と教育(洗脳ともいう)を受けてきましたが、ところがどっこい、浜響のチェロパートはパートリーダーやトップを筆頭に紳士・淑女の集まりです。あいさつは「ごきげんよう」(嘘)、執事がいたりいなかったり…(嘘です、一般ピーポーです)。課外授業が好きで、新しいパート員が入団すると歓迎会(飲み会)を催したり、ソリストがチェリストだったりするとソリストを囲む会(飲み会、しかも複数回)を催したり…。
そんなチェロパート、実際どんなパートなんだろう…。興味出てきましたよね?ね??
見学や入団、いつでもお待ちしております!ぜひ!!ぜひ!!!
4本の弦を弓で擦ったり指で弾(はじ)いたりして音を出す弦楽器。その中で最も小さく、高音域を受け持つのがヴァイオリンです。「楽器の女王」とも呼ばれるほど、多彩な音色を出すことができるヴァイオリン。弾いてみたいなぁ~と憧れたことがある人も多いのではないでしょうか?(団員アンケートによると、管・打楽器の人が他にやってみたい楽器No.1☆)
ヴァイオリンパートは、オーケストラの中で最も人数が多いパートです。そのため、主に旋律を受け持つことが多い「1stヴァイオリン」と、ハーモニーや細かな動きで支えることが多い「2ndヴァイオリン」に分かれて演奏します。
浜響のヴァイオリンパートは、20代から70代まで幅広い年齢層で、職業、経験値、個性も様々。メンバーの入れ替わりも他のパートより多いです。にも関わらず、音程もボーイングも音色もぴったり(…合うことを目指しています)!!
メロディーはもちろん、左手がどうかなりそうな高音も、両手がどうかなりそうな速いところも、(管・打楽器の音に消されてしまうところも、)めげずにがんばります。そして、舞台の前方から美しい音楽をお届けします♪
2016.10.13
ピアノ協奏曲・幻想交響曲1&5楽章
10月12日の練習の前半は、ショパンのピアノ協奏曲でした。
今回は、今まで一般的に演奏されることが多かった版ではなく、ショパン・ナショナル・エディション(エキエル編纂)の「コンサート・エディション」という版を使います。最近のショパンコンクールでもこの版が使われているそうです。
見かけは、印刷がきれいで見やすい譜面だったのですが、練習してみてびっくり!!
あちこちにこまかいフェイントや今までになかったメロディーが散りばめられています…。
譜面を見比べて、違う所にマークをつけてみたら、ざっくり約50か所もありました…。
音符が激減して休みが多くなったパートもあったり、リズムが変わって演奏しやすくなったパートもあったり、悲喜こもごもですが、ショパンは演奏回数が多いだけに、いつもと違うことに戸惑います。。
でもその分、かなり新鮮な気持ちで練習に取り組んでいます☆
練習では、井崎先生から、この版を使う意義を聞き、謎だらけだった譜面が解きほぐされていきました。
そして、数々の「トラップ」を仕掛けてくださいました♪
いつもとちょっと違う演奏をお楽しみに!
後半に練習した幻想交響曲は、作曲者ベルリオーズの失恋について描かれたもので、各楽章に標題が付けられています。
1楽章は「夢・情熱」、5楽章は「魔女の祝日の日の夜の夢」というタイトルがついています。
1楽章では、牧歌的に奏でられた恋人のモチーフが、5楽章では魔女たちの饗宴の場面で現われたり…。
全編に渡りストーリーは情熱的でサイケデリック、そして、楽器もたくさん使います。
ティンパニも2セット出てきて大活躍!!
珍しいことなので、ついつい見てしまうのですが、本番は見ません(-_-)
後半はあまり時間がありませんでしたが、指示されたことが少しずつ実現できるようになってきたような気がします。
とは言っても課題は尽きず、攻略しなければならない箇所も多々あり、次回までにもっと頑張ろうと思ったところで時間切れとなりました。
(vaM)
2016.10.05
定期演奏会本番まであと2ヶ月
10月に入りましたね。
オーケストラ教室も終わり、定期演奏会にむけて、再び全力投球です!
いつのまにか、演奏会の本番まで2ヶ月をきりました。
残りの練習も、数えてみればあと10回をきっています…!
だんだん曲が体に入ってきた感じがしてきたので、ここからまた一段レベルを上げていけるよう頑張りたいと思います!
(Fl.A.A)
県西部の学校や公民館へ、フル編成のオーケストラがお伺いするオーケストラ教室。
今回は、天竜恊働センター。広い体育館がほぼ満席でした。
今回の目玉は天竜中学校の吹奏楽部との共演!
生徒さんたち皆さんとても礼儀正しく、すれ違うたび大きな声で挨拶。
みんなで歌おうコーナーのビリーブも美しい声で歌い、
ヤマトの合同演奏では中学生とは思えない立派なサウンド。
わたしが中学生の頃を思うと、、、ううっ。
今からでも遅くないかな?
日々精進しなければと思いました。
2016.10.04
オーケストラ教室終わりました!!
10月2日(日)
今年度二回目のオーケストラ教室でした♪
今回は開催地の校区の青少年健全育成会総会という会の後半に演奏致しましたので、体育館いっぱいのお客様に聴いて頂く事ができました!
前列に座るお子様たちはヴァイオリンからハープ、首を伸ばして金管楽器…と音のする方へ首を向けて目でも演奏を楽しんでくれている事が伝わって来ました(o^^o)
指揮者の体験コーナーでは、4人の小中学生の指揮者がそれぞれに、大人には出来ないような味のある指揮を振ってくれました!!
指揮台に上がり、オーケストラと向き合った時のはにかんだ笑顔がまたなんとも可愛らしく、自然と優しい演奏になったのは私だけではないはず♪♪
そして、アンコールの『宇宙戦艦ヤマト』では地元の天竜中学校の吹奏楽部の皆様と共演(^-^)/管楽器が約2倍に増え、迫力たっぷりのヤマトでした!!早速中学生を浜響にスカウトしているおじさまもいたとか(笑)
後日談ですが、オーケストラ教室をご覧になった方から「次の演奏会に行きたいのだけれど」と知人を介して連絡を頂きました!
今回の演奏がオケに興味を持って頂くきっかけとなった事、何より嬉しいです!!
(Clala)

オケ教に向けて仕上げの練習。山崎先生の熱いご指導の汗しぶきが1列目に降ります。
「ここのフレーズ、誰もがみんな譜面を見ないで演奏してる夢をみるであろう」と山崎先生のお言葉。あと2日!よし暗譜!(一部ね)
Vn.R
2016.09.15
「幻想交響曲」の3、4、5楽章の合奏
今日は井崎先生の指揮で「幻想交響曲」の3、4、5楽章の合奏です。
スラーの後ろの音の出し方や休符の後の♪の強さなど、今まで意識していなかったことを指導して頂き、音楽がどんどん良くなってきました。次の井崎先生の練習が一ヶ月なのでそれまでにしっかり吸収しておかないといけないですね。
Corno.M.K
2016.09.13
すでに練習は始まっていますよ♪
7月に行われたはましんコンサート終了後から、すでに第81回定期演奏会の練習が始まっています。現在は「こうもり序曲」と「幻想交響曲」を中心に、セクションごとの練習や、指揮者の井﨑先生をお迎えした全体合奏を行っています。
メイン曲の「幻想交響曲」は、筆者が浜響に入団して初めて参加した定期演奏会で、メイン曲として演奏した曲です。(もう○年前の話です…(^_^;))
その当時筆者はオーケストラでの演奏経験が浅かったため、「幻想交響曲」の個人練習をしていても「?」が頭の中を駆け巡るばかりで、自分はきちんと弾いているのか不安で仕方なく、とにかく同じパートの人達に合わせて演奏しなければと思いながら練習に出席した記憶があります。
今回演奏するにあたり楽譜を○年ぶりに見ながら、「あ~、前回このフレーズ苦労して弾いたな」等、当時のことを思い出しながら練習しています。今までも一度演奏した曲をその後も何度か演奏することはありましたが、この曲ほど過去の自分と対話をしながら練習する曲はありませんでした。
定期演奏会では今まで全体として作り上げた演奏をするだけでなく、これまで進化してきた自分を再確認できる演奏ができればと考えています。そしてショパンのピアノ協奏曲でソリストを務めるケマル・ゲキチさんの演奏を楽しんで聴きながらしっかり演奏できる余裕もできればと思います。
団員それぞれの思いがこもったステージ、そして浜響40周年記念事業の大トリとなる演奏会です。ぜひ12月4日はアクトシティ浜松大ホールにお越しください<(_
_)>
(CBK)
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