オーケストラを目で楽しむ

2023.06.23

オーケストラを目で楽しむ

本日は分奏(弦/木管/金管打楽器)。
金管・打楽器セクションでは、主にグローフェの「ミシシッピ組曲」とガーシュインの「ラプソディインブルー」を練習しました。

今回演奏するこの2人の作曲者、浅からぬ関係があります。
というか、実は「ラプソディインブルー」はピアノ譜とコンデンススコアまでがガーシュイン、オーケストレーションはグローフェが担当しており、この曲は2人の合作と言っても過言ではありません。

この曲が締め切りに追われて作曲されたというのは有名な話ですが、オーケストレーションも編成変更などにより何回も書き直されています。
演奏していると、そのことに気づかされます。

ここでやっと本題。

ラプソディインブルーの曲の中で、(ピアノではなく)オーケストラが朗々と歌い上げている場面があります。各パートの楽器が音を紡いで会場に溢れんばかりの音を創出しているのですが、その中で一瞬、バストロンボーンだけ休符となっている箇所があります。
「何でやねん!」とツッコミを入れたくなるところですが、所在なげにポツンとしているしかないのです。

さて、それはどこでしょう? 聴くだけでなく舞台を観て探してくださいね。

BTrb Sergio

2023.06.17

金管居残り練習!

出来が悪かったので、立たされて居残り練習中の金管の人たち。

…ではなくて、7月23日の夢に追いかぜコンサートの冒頭で演奏するファンファーレを練習中の金管の精鋭(!)たちです。オーケストラ全体での練習が終わった後に、木管と弦の皆さんには早く帰って頂いて、マエストロ松井先生の指揮の元、遅くまで練習しています。

今回は、金管セクションが実行委員を務めます。追い込まれるとますますやる気になるMっ気の多い彼らは、自らが金管が大変な曲を選んで、今回の演奏会に挑みます。

チケット発売中です。
金管の活躍にご期待ください!

MR YT

2023.06.15

アメリカ音楽は「食」から!

アメリカ音楽といえばジャズ、ブルース、ポップスなどなどスタイルが全く異なる音楽ばかり。
譜面は読めても吹き方、ニュアンスが正しいのかはわかりません。

そんな時に思い出したのが、
「ビートやノリは内側から溢れ出てくるもの」

人間の内側、、、内面から溢れてくる、、、
うーん。
いろいろ考えた結果、食べ物で内側からアメリカ人に近づいてみようと言う作戦です。
その土地の食べ物を食べることはそこに住む人に近づく一番な近道なのです。
アメリカグルメといえばみんな大好きハンバーガー、ステーキ、フライドチキン。
練習前と練習後にはたくさん食べて本場の音楽を目指していこうと思います。

先日梅雨入りしたばかりの沖縄に行った時に食べたハンバーガー。
今日の練習の糧になっていると信じてます。
来週も頑張ります!

ホルンパートI

2023.06.09

あなたはどっち派?

ヴァイオリンは、ヴァイオリン属と呼ばれる弦楽器の中では最も小さく、高音域を出す楽器です。

ヴァイオリンパートがよくいる場所は、舞台前方下手(向かって左)側。
オーケストラの中で最も人数が多く、1stヴァイオリンと2ndヴァイオリンに分かれています。

1stは、主に旋律を担当する花形パート⭐︎気持ちよく弾かせてもらうことが多いですが、何の音か一瞬では読めないほど高い音や指がもつれそうな速いパッセージもがんばっています…!
そんな1stヴァイオリンをまとめるのは、オーケストラ全体のリーダーでもあるコンサートマスターです 😀

2ndは、1stと一緒に旋律を奏でたり、ハーモニーを作ったり、リズムを刻んだり……実は役割が多く、オーケストラにとって欠かせないパートです。協調性は、オケNo.1 !?

浜響のヴァイオリンパートメンバーは、幅広い年齢層で、職業も経験値も個性も様々。ずっと同じパートの人もいれば、1stと2ndを行ったり来たりしている人もいます。中にはヴィオラ経験者も!メンバーの動向に注目してみるのもおもしろいかもしれません。
もしあなたが入るとしたら、どちらのパートに入りたいですか?
演奏会にお越しの際は、前も奥もよーくご覧ください♪

2023.06.06

チェロって最高!

チェロは低音楽器でありながら、高音もそこそこ出せる楽器なので、チェロだけで集まってもアンサンブルが出来てしまいます。チェロアンサンブル用に作られた曲や編曲された楽譜が色々出版されています。浜響チェロパートでもコロナ前は時々、集まってチェロアンサンブルを楽しんでいました。アンサンブルなので低音部やメロディー、内声などに分かれてそれぞれ各パートを演奏するのですが、各メンバーがどんなパートでどんな音楽の作り方をするのかをお互いに知ることが出来て楽しいものです。
あ、あと演奏会本番の日のお昼ご飯にお弁当が出ていたコロナ前は、チェロパート全員で集まってお弁当を食べていました。
日常生活が戻りつつありますが、またチェロパートで楽しく集まりたい今日この頃です。

2023.06.05

オーケストラ鑑賞教室本番#5

第51回浜響移動オーケストラ教室、無事終演しました。
例年とは違い、ホールでの開催、そしてサーラ音楽ホールでの初めてのコンサートでした。幕が開いた時にたくさんのお客様が目に入って、とても感激しました!
小さなお子様も大勢いらっしゃいましたが、大変静かに聴いてくださり、拍手もたくさんいただき、我々も楽しく演奏できました。
都田中学校音楽部の皆さんの素敵な歌声も大好評でした。

ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。

<アンコール>
マスカーニ作曲 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
エルガー作曲  行進曲「威風堂々」第 1 番より

たくさん協賛いただきました。ありがとうございます。

開幕のファンファーレは都田ジャズオーケストラの皆さんによる世界初演♪

照明ではミラーボールもたくさん回していただきました☆

「スター・ウォーズ」の照明は、ライトセーバーのイメージでした。(赤 ダース・ベイダー / 緑 ルーク・スカイウォーカー)

2023.06.02

オーケストラ鑑賞教室練習 #4

5/31はサーラ音楽ホールでオーケストラ教室の練習でした。内田さんのアナウンスも入り、本番の流れを確認しながら練習が行われました。
私はその日寝違えたのか首を少し回すと痛い状態で、ビオラ構えられるかな…と不安な気持ちを抱えながら練習に向かいました。普通に弾けました。なんとかなるもんなんですね。よかったよかった。

サーラ音楽ホールは2年前にオープンしたばかりのピカピカのホールです。今年のオーケストラ教室はそんな新しいホールの照明設備をもりもり活用しますので視覚でもお楽しみいただければと思います。

演目はトトロや花のワルツ、スターウォーズなどなど最強で無敵の名曲たちを約1時間に凝縮しており、オーケストラに馴染みがなくてもきっと楽しめるプログラムです。都田中学校音楽部との共演も楽しみです。

年齢や居住地区の制限なく誰でも入場できます。お気軽にお越しください!

Va. S.T.

2023.05.25

オーケストラ鑑賞教室練習#3

5/24は、オケ教の練習3回目でした。
指揮者長瀬先生とのオケ教は、なんと4年振り!
合唱との協演、そして久々に「みんなで歌おうコーナー」も楽しみです♪

今回は小さいお子さんも入場できます。
大人だけのお客様ももちろんOKです。
マルシェも出展される予定です。
ぜひお出掛けください!

※長瀬先生とちらしを撮影する予定でしたが、諸事情によりできなかったため代役です。
※猫は入場できません。

<追記>
※ 翌週(5/31)、長瀬先生とちらし、撮影させていただきました!


2023.05.20

オーケストラ鑑賞教室練習 #2

5/17「オーケストラ鑑賞教室」第2回目の練習が行われました。
プログラムは
ビゼー:「カルメン」より『前奏曲』
「となりのトトロ」より『さんぽ』
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より『花のワルツ』
ウィリアムズ:「スター・ウォーズ」より『メイン・タイトル』
と、皆様に耳馴染みがある曲となっております。
また都田中学校音楽部との共演で、村松崇継:『いのちの歌』を演奏致します。
当日は入場無料、年齢制限は御座いません。未就学児をお連れの方も気軽にお越し頂けます。生のオーケストラ演奏の迫力を是非とも御体験下さい。
団員一同、気合いを入れて練習し、お待ちしております。

Va. M

2023.05.16

アメリカ音楽の旅が始まる

先日は、夢に追い風コンサートに向けて第1回の指揮者練習を行いました。

松井慶太先生と浜響が共演させていただくのは今回が初めてになります。

どんな方なのか…、どんな合奏になるのか…、ドキドキワクワクしながら練習会場に行きましたが、、、

19時に合奏が始まってから練習が終わるまでの21時30分まで。
初回の2時間半の合奏とは思えないくらい、レベルアップができた刺激的な時間でした。

さらに本番が近づくと、ジャズピアニストの林正樹さんとの合わせも待っています。

これから2ヶ月でどこまで仕上がっていくのか、林さんのピアノについて行けるのか、成長の上がり幅は未知数ですが、
間違いなく今までの浜響で聞いたことのない響きを作っていけると今から確信しています。

金管セクションによるファンファーレから始まり、ラプソディインブルーに至るまで決して飽きないプログラムとなっていますので、ぜひ7月23日はアクトシティ中ホールで私たちとアメリカ音楽の旅を満喫しましょう。ご来場お待ちしております。

Trb. K